[初回公開] 2008年09月11日
コロナ禍で自宅療養する場合や夏休みなど子供の長期休みで家で料理をする頻度が増えた場合に困るのが献立だが、インターネットでレシピを探せばいくらでも調べられるもののアイデアを受動的にほしい場合は書籍が万能で、その中から 183 品目が掲載されたレシピ本を紹介する。
このページの目次
1.ネット検索よりレシピ本が勝る理由
ネット検索よりレシピ本が勝る理由としては、受動的に情報を得ることができる点にある。
インターネットでレシピを検索すると、いつでもどこでも膨大な情報量から選ぶことができるが、肉や魚、肉の中でも牛肉なのか豚肉なのかとある程度のキーワードで絞り込む必要がある。
対してレシピ本の場合はページをめくるだけで情報を得ることができ、自分で検索する時には思い浮かばない食材や料理を知ることができるメリットがある。
レシピ本は料理研究家や実際に店舗を持つ職人が監修したものなどさまざま出版されているが、その中でも材料が入手しやすく、簡単に調理できる 183 品が掲載された「パスタ & サラダ & スープ 183」を取り上げる。
2.「パスタ & サラダ & スープ 183」とは
「パスタ & サラダ & スープ 183」とは、村上祥子著のレシピ本である。
1 ページに 1 品掲載されており、本のタイトルのようにパスタやサラダ、そしてスープといった朝食や昼食に手早く準備ができる料理を主体に掲載されている。
3.「パスタ & サラダ & スープ 183」の内容
「パスタ & サラダ & スープ 183」の内容としては、大きく 3 種類のカテゴリーに分類され、主食のパスタ料理と前菜となるサラダとスープに分けられている。
パスタはガーリックオイル、トマトソース、ホワイトソースの作り方が掲載され、各ソースを使ったアレンジとなっている。
サラダとスープはさまざなな食材を利用しつつ和風や中華風といったパターンも数多く掲載されている。
調理に必要な時間とカロリーも掲載されているので、これらの値から献立を選択する利用方法もある。
4.「パスタ & サラダ & スープ 183」の販売価格とページ数
本体価格はソフトカバーで税抜 1,200 円、全 192 ページで構成されている。
第一刷発行は2008年05月22日で、現在も取り扱っている書店は多い。
5.「パスタ & サラダ & スープ 183」の感想
「パスタ & サラダ & スープ 183」の感想としては、料理の多くが耐熱ボウルと電子レンジを利用したレシピが多く、通常であれば時間がかかる料理も時短できるテクニックが多いので、手早く用意したい時に重宝する。
パスタソースのベースとなるガーリックオイルやホワイトソースの作り方から始まるので、掲載されていない料理にも応用しやすい。
スープは 5 分程度でできる料理からスペアリブを利用した 30 分以上煮込むものもあり、食べ応えがある料理も少なくない。
関連記事
不登校の少女と老母の交流を描いた「西の魔女が死んだ」のあらすじとまとめ
小説はストーリーを愉しむものだが、登場人物の生き様や発せられる言葉から学ぶこともあり、大人も読んで為になる不登校の少女と老母の交流を描いた「西の魔女が死んだ」のあらすじとまとめにつ…
全長 60cm のプラモデル付き「マクロス VF-1 バルキリーをつくる(1)」のまとめ
定期購読で書籍が完成する販売形態は 2000 年以前よりあり、テレビ CM でよく見かけるプラモデルのパーツが付属した書籍もその 1 つである。その中で全長 60cm のプラモデルのパーツ付き「マクロス…
廃止されても今も使われる HTML5 の情報誌「HTML5 完全読本」のまとめ
HTML の新しいマークアップの定義となる HTML5 が登場して 10 年近く経過し、2021 年に廃止されて後継が出ているものの HTML5 で定義されたマークアップは今でも SEO に大きな影響を与えており…