日産のアラウンドビューモニターを勧める 3 つのポイント


[初回公開] 2016年08月19日

最近の車は室内が広くした快適性の向上や、自動ブレーキといった安全性能も向上している中、日産の車種に搭載されている四方を見渡せるアラウンドビューモニターが安全で駐車が苦手な人に向いており、搭載を勧める 3 つのポイントを紹介する。

日産のアラウンドビューモニターを勧める 3 つのポイント

1.日産のアラウンドビューモニターとは

日産のアラウンドビューモニターとは、車体の前後左右に取り付けられたカメラの映像を車体の上空から見下ろしているような映像で周囲を確認することができる機能である。

日産のアラウンドビューモニターのイメージ図


アラウンドビューモニターが動作するのは車のギアをバックに入れた時となり、主に駐車時のサポート機能となる。
また、センサーにより人や自転車が一定距離内にいるとモニターの表示とブザー音で注意が促される。

日産の軽自動車デイズの外観

アラウンドビューモニターが搭載された日産の車種ではルークスやデイズなどがあり、外観からカメラやセンサーは目立たないようになっている。

2.アラウンドビューモニターを勧める 3 つのポイント

アラウンドビューモニターを勧める 3 つのポイントとしては、「衝突防止」と「視界の保持」、そして「衝突回避」である。

2-1.死角が無く衝突を防止する

アラウンドビューモニターが有効な最大の特徴が死角が無くして衝突を防止することである。
車の駐車時は後方だけでなく前方や左右も確認する必要があり、四方を気にしながらハンドル操作することが苦手な人が多い。

しかし、上空から見下ろした様をモニターで確認できるアラウンドビューモニターがあれば死角が無くなるので安心して駐車のハンドル操作に集中できる。

また、前後左右にある車や壁など障害物もモニタに映し出されるので距離感もつかみやすいので何度もバックで入れ直す回数も軽減される。

2-2.視線が保たれ運転姿勢が崩れない

アラウンドビューモニターはルームミラーまたはカーナビのディスプレイに映像が映し出される。
特にルームミラーに映し出した場合は下図のように鏡全体ではなく、一部を使って表示されるので通常の運転姿勢を保ったままハンドル操作できるので、モニターに表示されない少し遠くの前方や左右の様子も確認しやすい。

アラウンドビューモニターをルームミラーに組み込んだ様子


ただし、ルームミラーにアラウンドビューモニターを搭載すると外付けのワイドミラーを取り付けることができないので、ルームミラーで後方を広範囲に確認しながら運転する人はカーナビにアラウンドビューモニターを表示するとよい。

2-3.出会いがしらの衝突を回避する

アラウンドビューモニターは駐車時に動作するものだが、衝突防止のセンサーが搭載されているので見通しが悪いところから車道に出る際や、ショッピングセンターの駐車場から出た時の出会いがしらの衝突を回避することができる。

また、アラウンドビューモニターのカメラを利用して、車種によっては進入禁止や一時停止の標識をフロントカメラで検知して注意を促してくれる機能もあるので熟練のドライバーのうっかりミスを防止する役割も大きい。

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