PicsArt で撮影した写真を手書きのデッサンやスケッチ風に変換する方法

[最新更新] 2022年04月06日
[初回公開] 2012年04月06日

スマホ用に提供されている画像編集アプリはトリミングやサイズといった画像の変更の他に、撮影した内容自体を変える機能もあり、その中でアプリ PictsArt を利用して撮影した写真を手書きのデッサンやスケッチ風に変換する方法を紹介する。

１．スマホの画像編集アプリでできること

従来の画像編集とは簡単なものであればトリミングしたり解像度または縦横のサイズを変更するものであり、高度なものになれば色調や輪郭を変えるといったものであった。

最近のスマホにインストールできる画像編集アプリは被写体の目だけ大きくしたり、性別すら変えてしまう機能が搭載されている。
さらにその編集方法は数回のタップで元の被写体がわからないほど変えることができ、専門の知識やスキルが不要なので個人でも良い作品を作ることができる。

画像編集アプリは個人や企業問わず、数多くリリースされており、それぞれのアプリで機能が異なっている。
その中でアプリ PictsArt も画像編集ソフトとして多くの人に利用されている。

２．PictsArt とは

PictsArt（ピクスアート）とはアメリカに本社を置くアプリと同名の会社がリリースしているスマホ用の画像編集アプリである。
有料版と無料版があり、無料版は操作画面内に広告が表示されるようになっている。

機能はトリミングやサイズ変更といった画像の基本的な編集の他、ペンツールでの絵画や画像にフレームやスタンプを付けてデコレーションできる機能などが搭載されている。

３．PictsArt で手書きのデッサンやスケッチ風に変換する方法

PictsArt には撮影した写真を手書きのデッサンやスケッチ風に変換する機能があり、下図の上側が実際に撮影した写真で、下側が PicsArt で変換した画像である。

変換した後の画像では、被写体の黒いの部分は塗りつぶしではなく、鉛筆で線を何本も書いたように表現されている。
また、被写体のクリアパーツの部分も光の入り具合などが計算されて透過している様子が伺え、精度が高い。

実際に PicsArt で写真をデッサンやスケッチ風に変換する手順は次の通りである。

3-1．PictsArt を起動する

写真を加工するためにまず PicsArt を起動する。
スマホのディスプレイには PicsArt の頭文字の P がデザインされたアイコンとなっているのでこれをタップする。

3-2．編集する画像を選択する

PicsArt が起動すると下図のように画像加工のサンプルまたはテンプレートが表示される。
今回は自身で用意した写真を利用するため、画面下部の＋マークをタップする。

＋マークをタップするとスマホ内に保存されている写真の一覧が表示されるため、加工したい画像または写真をタップして選択する。

3-3．エフェクトを適用する

加工したい写真を選択すると画面下部に「ツール」や「ステッカー」といった機能が表示される。
PicsArt には多くの機能があり、この機能欄を左右にスワイプ（スクロール）させると各種機能を選択することができる。

この機能の中でデッサンやスケッチ風に変換する場合は「エフェクト」をタップする。
「エフェクト」をタップするとさらに「スケッチ」や「カラー」など表現する種類が表示されるので「アート風」を選択する。

最後にアートの中でさらに「水彩画」や「コミック風」など体裁をの一覧が表示されるので「スケッチャー1」を選択すると事前に指定していた写真が加工される。

3-4．加工した画像を保存する

画像または写真を加工した直後はまだ保存されていない状態なため、本体内部に保存する。
加工後の画像を保存するためには画面右上のチェックマークをタップする。

チェックマークをタップすると下図のように「保存」と「投稿」を選択する項目が表示される。
「投稿」をタップすると Twitter など SNS にアップロードされるが、今回は本体に保存するために「保存」をタップする。

次に「プライベートでアップロード」と「保存」が表示されるため、「保存」をタップするとスマホ本体のフォルダ「Pictures」に保存される。
保存されたファイル名は「Picsart_YY-MM-DD_HH-MM-SS-***.jpg」の形式となり、jpeg 画像となる。

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