スマホでスパナマークが出て起動しない場合の対応方法

スマホの充電を開始した直後や、シャットダウンした状態から起動すると真っ黒の画面にスパナの絵柄がある三角形のマークが表示されてスマホが正常に起動しない事象が発生することがあるため、スパナマークが表示される原因と対応方法について紹介する。

スマホでスパナマークが出て起動しない場合の対応方法

1.スマホでスパナマークが表示される様子

スマホでスパナマークが表示される様子は、下図のように背景が真っ黒の状態でスパナとドライバーが交差した三角形のマークがディスプレイに表示される。

スマホでスパナマークが表示される様子


スパナマークが表示されるのはスマホを充電するために充電ケーブルを本体に挿した時や、シャットダウンした状態から起動するとマークが現れることが多い。

主に SONY の Xperia で端末に異常があった場合に表示される。

2.スマホでスパナマークが表示される原因

スマホでスパナマークが表示される原因は、「バッテリー不足」と「異常充電」の 2 通りが挙げられる。
シャットダウンの状態からスマホを起動すると動作に必要なシステムデータを読み込んだり、電波を受信したり位置情報を取得しようとするため、バッテリーの消費量が多い。

スマホを利用している様子


そのため、起動に必要なバッテリーが不足していると正常起動できないことを示すためスパナマークが表示される。

また、十分にバッテリーがある状態でも充電ケーブルを挿して電流が本体に入る際に異常がある場合に故障防止のためスパナマークを表示してスマホを止める動作が取られる。

3.スマホでスパナマークが出て起動しない場合の対応方法

スマホでスパナマークが出て起動しない場合の対応方法としては、バッテリー不足か OS がフリーズしている状態なので充電または強制終了で解決する。

3-1.充電が完了するまで放置する

スマホはシャットダウンまたはバッテリー切れで充電しながら起動する場合に多くの電力を消費する。
そのため、起動に必要なバッテリー量を確保するために充電が完了するまで充電ケーブルを挿したまま、放置するとよい。

この時、充電しながらスマホを操作すると充電量よりもバッテリーの消費量が上回ってしまうので、スマホは触らないようにする。

3-2.セーフモードで起動する

Android は起動時にインストールされているアプリを自動的に起動せずに、OS の動作に必要最低限のシステムだけ起動させるセーフモードでの起動が用意されている。

セーフモードはスマホを起動した直後に音量小ボタン(音量の下側ボタン)を長押しすると、画面下部に [セーフモード] と表示されてスマホが起動する。
セーフモードで起動するのが確認できればスマホの故障の疑いは無くなるので、充電が完了するまで放置して再起動すると正常起動する。

3-3.強制終了して再起動する

スマホの充電中または起動時にスパナマークが出て消えない場合は、スマホを強制終了する。
強制終了する場合は、音量大ボタン(音量の上側ボタン)を押しながら電源ボタンを押すと強制的に OS をシャットダウンすることができる。

スマホの音量大と電源ボタンの同時押しで強制終了


シャットダウン後はしっかり充電した後に電源ボタンを押してスマホを起動させるとよい。

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