CLUB NTT-West のポイント交換時に回線認証エラーが出る原因と対応方法


[初回公開] 2021年03月07日

NTT 西日本が提供するフレッツ契約者向けの会員サイト「CLUB NTT-West」でポイント交換時など回線認証エラーが表示される場合は利用しているネットワーク環境が影響している場合があるため、回線認証エラーが表示される原因と対応方法について紹介する。

CLUB NTT-West のポイント交換時に回線認証エラーが出る原因と対応方法

1.CLUB NTT-West とは

CLUB NTT-West とは、NTT 西日本が提供するフレッツ回線利用者向けの会員サイトである。
会員サイトに登録することでインターネット上で電話回線の契約内容の確認や手続きができるだけでなく、利用に関する問い合わせを行うことが可能である。

CLUB NTT-West のログイン画面


また、CLUB NTT-West のウェブサイトから引っ越しや保険など見積依頼や商品購入すると割引が受けられるキャンペーンが期間限定で実施されることがある。
以前は契約期間に応じてポイントが付与され、貯めたポイントと各種商品と交換を行うことができていたが、現在ではポイントサービスは終了している。

2.CLUB NTT-West で回線認証エラーが出る様子

CLUB NTT-West で回線認証エラーが出る様子は、会員サイトにログインできるが貯めたポイントを商品に交換する場合などに正常に取引できずにエラー終了する。
回線認証エラーが出る原因は次の通りである。

3.CLUB NTT-West で回線認証エラーが出る原因

CLUB NTT-West で回線認証エラーが出る原因としては、会員サイトを表示しているパソコンやスマホの間に無線 LAN ルーターなどネットワーク機器があり、ネットワーク帯域が違う場合である。

会員サイトの CLUB NTT-West にログインするためには会員登録時に自身で決めたした会員 ID とパスワードの他に、フレッツ回線契約者であることを示す 2 種類の情報を選択してログインすることになる。

選択する二種類の情報には、フレッツ回線契約後にしばらくして NTT から送付される登録完了通知書に掲載されている「お客様 ID」か「回線 ID」のどちらかを選択することができる。

CLUB NTT-West のログイン画面


これらの情報を利用して無事に CLUB NTT-West にログインできても、ポイント交換の時など取引や重要な情報更新時は会員サイトを閲覧している通信回線がフレッツ回線のネットワーク帯域(フレッツ回線網)であることも条件となるため、ネットワークの問題で回線認証エラーとなる。

エラー時はフレッツ回線の終端装置(ONU)を利用していても、ONU とパソコンやスマホの間に無線 LAN ルーターを介すことでネットワーク帯域が変わっていることが原因であることが多い。

4.CLUB NTT-West の回線認証エラーの対応方法

CLUB NTT-West の回線認証エラーの対応方法は、CLUB NTT-West にログインしているパソコンとフレッツ回線の終端装置(ONU)が同じネットワーク帯域である必要があるため、パソコンの IP アドレスを手動で設定すると解決する。

まず、パソコンと終端装置(ONU)を LAN ケーブルで直接接続する。
次にパソコンのネットワーク設定で IP アドレスを自動取得(DHCP)するのではなく、ONU と同じネットワーク帯域の 192.168.1.*** に設定する。
ONU は工場出荷時の設定は 192.168.1.101 なので、上記の *** には 102 から 254 の間の数値で設定する。



最後に、インターネットに接続するためのプロバイダ情報をパソコンに直接登録する。

終端装置(ONU)にプロバイダ情報を直接設定している場合は、ONU がインターネットに自動的に接続するためネットワーク帯域も変わらないので CLUB NTT-West でポイント交換が可能となる。
しかし、プロバイダ情報を終端装置(ONU)でなく、無線 LAN ルーターなど違うネットワーク機器に設定している場合は、パソコンと終端装置(ONU)を LAN ケーブルで直接接続しているのでインターネットが利用できない。
そこで、パソコンの「スタートメニュー -> 右クリック -> ネットワーク接続」よりプロバイダに手動で接続するダイヤルアップ設定(PPPoE)を行うことでインターネット接続が可能になる。

CLUB NTT-West で無事にポイント交換できれば、パソコンから LAN ケーブルを抜いて手動で設定した IP アドレスを元に戻して終了となる。

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