【買って損しない選び方】タブレットケースの専用版と汎用版の比較と選び方


[初回公開] 2018年06月25日

タブレット本体を購入すると気になるのがディスプレイにキズが入ったり落下時の破損防止だが、それらから保護するのがタブレットケースの役割で、端末専用と汎用性のケースがあるためその比較と買ってから損しないための選び方について紹介する。

【買って損しない選び方】タブレットケースの専用版と汎用版の比較と選び方

1.タブレットケースとは

タブレットケースとは、Android や iOS などが搭載された携帯端末をキズや衝撃から保護するためのケースである。
スマホと違い、タブレットはディスプレイ(液晶画面)に保護シールがないことが多いため、カバン等に入れて小物に当ってディスプレイにキズが付くのを防ぐ役割がある。

タブレットケースをスタンドとして利用している様子


また、保護だけでなくケースの一部を折りたたんでタブレットを自立させてスタンドとして利用できるケースも多い。

2.2 種類あるタブレットケース

タブレットケースには特定の端末(製品型番)のために製造された専用ケースと、さまざまなメーカーや端末のタブレットに利用できる汎用ケースの 2 種類ある。

専用タブレットケースと汎用タブレットケースのそれぞれの特徴は次の通りである。

2-1.専用タブレットケースの特徴

専用タブレットケースの特徴としては、「本体がズレない」と「ケースを装着したまま全ての機能が利用できる」の 2 点が挙げられる。

1 つ目の本体がズレない点は、専用ケースがタブレットのサイズに合わせて製造されているので専用の留め具を用いられていることが多く、装着した際にズレることがない。

NEC LAVIE 専用のタブレットケースの留め具の様子

上図のようにケースとタブレット本体をがっちりとホールドするのでケースを装着していても安定感がある。

また、タブレット本体とケースの間に余計な隙間が無いため、タブレットケースを装着してもほぼタブレット本体のサイズを維持できるので鞄等に入れても邪魔になることが少ない。

NEC LAVIE 専用のタブレットケースを装着した様子


2 つ目のケースを装着したまま全ての機能が利用できる点は、タブレット本体に搭載されているカメラのレンズの位置に合わせてケースもレンズ穴がくり抜かれているのでカメラ撮影時にケース装着のまま利用できる。

対してデメリットもあり、端末の製品型番が異なるとケースに装着できない場合があるので必ず対応した端末かを購入時に確認する必要がある。
例えば NEC の LAVIE の専用タブレットケースは下図のようなパッケージとなっている。

NEC LAVIE 専用のタブレットケースの外観

どの端末のケースも見た目はネイビー色の塩ビ素材となっているため、新しい端末が出る季節は新旧ともに専用ケースが店頭に並ぶためどのタブレットに対応しているか間違う可能性がある。

加えて、新しい端末が販売されると旧型専用のタブレットケースの製造が中止されるため、長年利用してきたタブレットケースを新調したくても専用ケースの入手が困難な場合が多い。

NEC PC-TE508HAW用カバー&保護フィルム PC-AC-AD011C

2-2.汎用タブレットケースの特徴

汎用タブレットケースの特徴としては、「どの端末でも装着できる」と「専用ケースに比べて安価」の 2 点が挙げられる。

1 つ目のどの端末でも装着できる点は、メーカーによってタブレット本体のサイズや電源ボタンの位置が異なっていても難なくケースを装着できる。
これは汎用タブレットケースに本体を装着する際に、本体の四隅に伸縮するバンドで固定するためサイズが異なっていても問題無い。

汎用タブレットケースの外観

汎用タブレットケースの製品パッケージのほとんどが対応する端末(製品番号等)は記載されておらず、主にディスプレイのインチサイズが明記されていることが多い。
小型の 8.4 インチまでと、大型の 8.5 インチ以上で分けられている。

2 つ目の専用ケースに比べて安価とは、タブレットケースの構造上、シンプルで製造しやすいため安価で購入できることが多い。

対してデメリットとしては、タブレット端末ごとにレンズの位置が異なるのでケースにレンズ穴は用意されていない。
そのため、タブレットでカメラ撮影したい場合はケースから外す必要がある。

また、異なるサイズのタブレットが装着できるようにバンドで留めるようになっているが、ホールドされていないのでズレやすい。

エレコム タブレットケース タブレット収納ケース 8.5~10.5インチ ブックタイプ ケース スタンダード ゴム ソフトレザー ブラック TB-10SGLBK


3.買って損しないタブレットケースの選び方

買ってから損しないためのタブレットケースの選び方としては、タブレットをどのように利用するかイメージしてからケースを選択するとよい。

例えばカバン等に入れて持ち運んだり、頻繁にスタンド機能を利用してタブレットを利用するのであればコンパクトに収まり、ケースと本体がズレない専用ケースを選択するとよい。

また、カメラで撮影することもあるのなら、レンズ穴が空いた専用ケースの方が都合が良い。

反対に持ち歩かずに屋内でほぼ定位置で利用するなら汎用タブレットケースの方が安価で済み、ケースが破損しても代替えが効いて入手しやすい。

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