[初回公開] 2022年01月07日
OS が搭載されていない数千円で購入できるスマートウォッチの設定等は事前にスマホにアプリをインストールすることが多いが、その中で SOUNDPEATS の Watch2 も専用アプリ「Life」で管理を行うがこのアプリのバッテリー消費が多いので消費を抑える方法を紹介する。

1.管理アプリ「Life」とは
管理アプリ「Life」とは SOUNDPEATS が製造販売するスマートウォッチ「Watch2」の初期設定及びディスプレイデザインの変更や天気予報の情報更新を行うスマホアプリである。

Watch2 には時刻同期やデータを更新するための通信機能が無いため、スマホにインストールしたアプリ「Life」が Bluetooth を使って Watch2 へワイヤレスで設定更新が行われる。
2.管理アプリ「Life」のバッテリー消費量
管理アプリ「Life」のバッテリー消費量はお世辞にも少ないとは言えず、Watch2 へ提供するための天気予報の情報更新や、Watch2 で計測された歩数やカロリーを取得しようとするためアプリを起動していなくてもバッテリー消費が大きい。

上図のように約 3 日間の利用でバッテリーのフル充電から 19% の消費を占めているのが確認できる。
3.管理アプリ「Life」のバッテリー消費を抑える方法
管理アプリ「Life」のバッテリー消費を抑える方法としては、アプリの一覧から強制停止することである。
スマホのアプリ一覧で「Life」を選択するか、電池の使用状況の画面から「Life」を選択して下図のように Life のアプリ操作画面を表示する。
次に、ボタン「強制停止」をタップする。

尚、アプリ「Life」を強制停止しても、ホーム画面やアプリ一覧から Life を起動すると正常に利用することができるが、アプリ起動後は強制停止前に戻るため、バッテリー消費が気になるようであれば Watch2 に必要なデータの同期が終えれば前述の手順で改めて強制停止するとよい。
また、都度、アプリの強制アプリが手間の場合は、スマホの省電力機能を利用してバッテリー消費を抑えることができる。
前述と同じく Life のアプリ設定画面を表示して、ボタン「省電力機能」をタップする。

次にバッテリーの最適化を問われるので「最適化する」にチェックを入れてボタン「完了」をタップする。

バッテリーの最適化設定が完了すると、Life のアプリ設定画面で省電力機能が「対象アプリ」に変わっているのが確認でき、Life が起動していなくてもスマホの OS の機能でバッテリーの消費を抑えてくる。
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