劇場版 機動戦士ガンダム 00 のあらすじとインターネット配信情報を紹介


[初回公開] 2011年03月02日

劇場版の機動戦士ガンダム 00 は2010年09月に公開されテレビアニメの内容を引き継ぐ完結編だが、従来のガンダムシリーズのように人類同士の戦いではなく外宇宙からの来訪者との対話がテーマとなっている本作のあらすじとインターネット配信の情報を紹介する。

劇場版 機動戦士ガンダム 00 のあらすじとインターネット配信情報を紹介

1.劇場版の機動戦士ガンダム 00 とは

劇場版の機動戦士ガンダム 00(サブタイトル:A wakening of the Trailblazer)とは、2007年から2009年の 2 シーズンに分けてテレビ放送されたガンダムシリーズのアニメの映像作品である。

劇場版 機動戦士ガンダム 00 のビジュアルイラスト


舞台はテレビアニメセカンドシーズンの終了から 2 年後の西暦 2314 年となっており、独立治安維持部隊アロウズは解体され平和になりつつある世界だが私設武装組織ソレスタルビーイングは水面下で活動を続けていた。

2.劇場版の機動戦士ガンダム 00 のあらすじ

西暦 2314 年。
アロウズの解体に追い込んだ私設武装組織ソレスタルビーイングの活躍は美化されつつも市民の娯楽映画になるほど世界は平和になっていた。

一方で強制移住により労働されていると噂される建設中の宇宙コロニーへ中東使節団の代表として訪れていたマリナ・イスマイールはコロニー公社から襲撃を受けるが刹那達、ソレスタルビーイングにより助けられるものの、真の平和には至っていなかった。

世界は地球連邦平和維持軍(連邦軍)による保護下にあり、宇宙を漂っていた 130 年前の探査船「エウロパ」が地球に降下軌道になったため連邦軍のイノベイターであるデカルト・シャーマンにより破壊される。

しかしその破片は大気圏でも燃え尽きることなく地球に落下し、無人の乗り物の暴走やイノベイターへ覚醒しつつある人々への脳量子波の干渉、そして人体へ寄生する謎の金属生命体といった事件が頻発し始めた。

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ソレスタルビーイングは破壊されたはずの木星有人探査船「エウロパ」が地球に向かっているのを察知しガンダムで出撃するが交戦に発展する。
脳量子波で苦戦する刹那だがティエリアの支援により窮地を脱する。

地球連邦政府に ELS と名付けられた金属生命体は、木星を出発し火星圏で連邦軍を壊滅する。
同じ領域にいた刹那はトランザムバーストで ELS との対話を試みるものの、その膨大な情報を受け止めきれず、脳にダメージを受けて昏睡状態に陥ってしまう。

ELS を敵性生物と判断した政府は、地球への侵攻を阻止すべく全戦力を集結させる。
ソレスタルビーイングも参戦するが、ELS の圧倒的な数量とモビルスーツや巡洋艦に侵食する ELS に苦戦する中、昏睡状態から回復した刹那が、対話のための新たなガンダム「ダブルオークアンタ」で ELS の中枢に飛び込む。

ELS と対話した刹那は ELS の滅亡で人類に助けを求めていたことを理解し、母星に向かうことを決意する。
それと同時に全ての ELS は攻撃を中止して集結し、友好の証として大輪の花に変化した。

50 年後、全人類の 4 割はイノベイターとなり、外宇宙に向けて航海を開始する。
対話を終えて帰還した刹那はマリナと再会し、ダブルオークアンタは多くの花に包まれる。



3.劇場版の機動戦士ガンダム 00 のインターネット配信

劇場版 機動戦士ガンダム 00 は Amazon Prime Video を始め多くのチャンネルでインターネットで配信され、今なお視聴が可能になっている。

Amazonプライム・ビデオ

Amazon Prime Video は Amazon の月額 500 円または年間 4,900 円の Amazon プライム会員に加入することで視聴できる。
視聴に当たり追加料金は不要で、Amazon プライム会員であれば何時でも自由に再生可能である。

4.劇場版の機動戦士ガンダム 00 の感想

劇場版の機動戦士ガンダム 00 の感想としては、テレビシリーズのテーマであった「対話」が人類だけでなく地球外生命体に展開されガンダムシリーズでなくても楽しめる作品になっている。

冒頭ではこれまでのあらすじや人物紹介はないため、事前にテレビシリーズを視聴しておいたほうがより理解しやすい。

人間ドラマの描写が多いガンダムシリーズだが、モビルスーツが出撃する戦闘シーンが本作の大半を占めている。
特にラストにつながる地球軍の総力戦はスピード感があり、高揚する BGM も相まってエンターテイメント作品となっている。

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