ウェブサイトやブログのアクセス数アップにつながるキーワードを探す方法


[初回公開] 2022年01月24日

ブログや SNS で短期間でアクセス数をアップさせるためには、検索でよく利用されるキーワードとなる所謂「バズワード」を用いたタイトルや文章を作成すると効果があり、アクセス数アップにつながるキーワードの探し方について紹介する。

ウェブサイトやブログのアクセス数アップにつながるキーワードを探す方法

1.ウェブサイトやブログの人気キーワードを利用するメリット

ウェブサイトやブログの人気キーワードを利用するメリットとしては、Google や Yahoo など検索サイトや SNS で情報を探す時に入力するキーワードが自身のウェブサイトやブログの本文中に含まれていることで検索結果の上位に表示されやすくなることである。

人気キーワードで検索している様子


検索結果の上位に表示されやすくなると自身のウェブサイトやブログへのリンクをタップされる確率が増えることで、比例してアクセス数のアップにつながる。

最近ではスマホを 1 人 1 台所持していたり、携帯電話を持たない小中学生以下でもインターネット接続できるゲーム機でいつでもどこでも情報収集することができるため、時事ネタや放送中のテレビ番組に関するキーワードが瞬間的にトレンドに上がることが多い。

2.ウェブサイトやブログで利用する人気キーワードの探し方

ウェブサイトやブログで利用する人気キーワードの探し方は、X(旧 Twitter)のトレンドワードの画面やニュースサイトなどの人気ワードランキングを見ると、その時点で SNS でポストされているキーワードが一目瞭然となる。

しかし、X など SNS でトレンドとなるキーワードは瞬間的なものであるため、テレビ番組に関するキーワードは番組終了とともに陳腐化し、生活に関わる政治や気候情報でも長くて半日程度しか利用されない。

そのため、トレンドワードを狙った記事やコンテンツを作っても、長期的に見るとアクセス数アップの効率は悪い。
そこで、中長期的に利用されるキーワードを探す手段として Google Adwords と Bing Webmaster Tools の 2 つが挙げられる。

2-1.Google Adwords で探す

Google Adwords は Google が提供する広告配信のツールで、検索結果画面に関係性のあるカテゴリに対して広告主(スポンサー)が広告を掲載するサービスである。



広告主は広告を表示する条件にいくつかのキーワードを設定する。
そのキーワードは入札制となっており、広告がクリックされた時に Google に支払う金額を広告主が決めることができる。

そのため、「ダイエット」や「転職」など恒久的、かつ検索者が多いキーワードは特に人気があり、入札単価が高いほど検索結果の上位に表示されるため、Google Adwords の画面で単価が高いキーワードを探すことでユーザがよく利用するキーワードを見つけることができる。

2-2.Bing Webmaster Tools で探す

Bing Webmaster Tools は Microsoft が提供するウェブサイト管理者向けのツールで、自身のウェブサイトやブログを登録しておくと、bing の検索結果に表示された回数や、検索結果からクリックされた回数を集計して確認することができるサービスである。

この Bing Webmaster Tools には bing でユーザがどのようなキーワードで自身のサイトに訪れたかも確認することができ、関連するキーワードの人気と傾向がグラフ表示されるので人気キーワードを探すのにも利用できる。

Bing Webmaster Tools で人気キーワードを探す方法としては、Bing Webmaster Tools にログインして、左メニューの「SEO -> キーワード調査」をクリックする。

「SEO → キーワード調査」をクリック


「検索パフォーマンス」の画面ではどのようなキーワードでアクセスされたかが一覧で表示される。
その中で思い浮かぶキーワードを入力して検索を行うと関連するキーワードが利用された傾向がグラフで確認することができる。

入力欄にキーワードを入れて検索する


例えば下図のように「転職」と入力して検索すると直近 3 ヶ月間で検索で「転職」というキーワードが利用された推移と関連するキーワードを確認することができる。
下図では「転職」という文字列の他に、大手転職サイトの名称と一緒に検索されていたり、「志望動機 転職」のように転職時の面接や履歴書に記載する例文を探している人が多いのがわかる。

「転職」というキーワードが利用された推移と関連ワード


Bing Webmaster Tools では利用されたキーワードの傾向は自らキーワードを予想して入力する必要があるため、Google Adwords と異なり受動的ではないが、意外なキーワードが利用されているのを知るきっかけとなる。

3.人気キーワードの寿命

苦労して探したウェブサイトやブログ向けのキーワードも利用される寿命があり、その期間はカテゴリーによりさまざまである。

前述した X(旧 Twitter)のトレンドやニュースサイトの人気キーワードは瞬間的にキーワードの利用が高まるものの、半日も経過すると利用されなくなるため、リアルタイムなキーワードを利用した文章やコンテンツを作成しても Google など検索サイトにインデックス化される期間が半日から数日なので、アクセスアップにつながりにくい。

そのため、瞬間的にアクセス数アップを狙うのであれば記事やコンテンツを作成してすぐに X など SNS で拡散するとウェブサイトやブログへの流入量を増やすことができる。



次にテレビやアニメなど 3 か月から 1 年ほど放送される番組に関するキーワードは、放送中の間は放送中、もしきは録画した番組を追って視聴した人が定期的に検索するため数ヶ月単位でアクセス数のアップが見込める。

しかしこちらもキーワードは生ものであるため放送終了となるとキーワードの利用は下火になる。

そこで恒久的に利用される「ダイエット」や「転職」といったキーワードは長期的にアクセス数アップに貢献するが、これらのキーワードを利用する他のウェブサイトやブログが多いことからユーザのアクセスが分散されるとともに、検索結果の上位に表示させるためにコンテンツの充実が必要となる。

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