ブログ記事のリライト方法と効果!順位を上げる注意点とコツ


[初回公開] 2020年08月15日

アクセスが無いブログの記事やコンテンツはリライト(書き直し)することで検索結果の上位に表示させることができ、検索エンジンから高い評価を得られればそのまま検索結果の上位表示を維持することが可能なため過去記事を有効に活かせる反面、検索順位下落のリスクもゼロではないので注意点、具体的な効果について紹介します。

Update
2026年8月:最新環境での動作確認済み

この記事で紹介している手順が、最新の Google にて検証・確認しました。

ブログ記事のリライト方法と効果!順位を上げる注意点とコツ

1.記事やコンテンツのリライト(書き直し)とは

ブログやウェブサイトでの記事のリライト(書き直し)とは、一度インターネット上に公開した URL とカテゴリーやテーマは変えないまま、新しい情報にアップデートしたり加筆修正することです。

古い情報のままでは記事の閲覧者に有益な情報とならないため最新情報に書き換えることが推奨されており、検索エンジンにも影響を及ぼすためアクセス増加にもつながる効果があります。

ブログの記事をリライトしている様子

公開した記事の内容を改めて見直して客観的に読むことで、言い回しがわかりづらい点に気付くこともでき、ライターとしてのスキル向上にも貢献します。



2.リライトする記事の優先度

インデックスから外れてしまっている(あるいは未インデックスの)古い記事を検索エンジンに再評価させる場合、単に「古い順」で手を付けるのは非効率的です。

サイトのテーマ性(トピッククラスター)の強化や、再インデックス化された際のリターン(アクセス回復のインパクト)の大きさを基準に、優先度を3パターンに整理しました。

2-1.優先度【高】最優先でリライトすべき記事

過去に一定以上のアクセス(検索表示)や獲得実績があった記事は最優先でリライトすべきです。
かつて上位表示されていた(または表示回数が多かった)記事は、評価の土台が残っているため再インデックス後の順位回復が最も早いです。

また、サイトの中心的なテーマに直接関連する記事は専門性評価(E-E-A-T)があるため、優先的に最新化してインデックスさせることができます。

2-2.優先度【中】段階的にリライトすべき記事

単体での SEO に対するインパクトは限定的ですが、補足情報や全体の網羅性に必要な記事はメイン記事のリライトに合わせてセットで更新すると効果的です。
この時、メイン記事への内部リンク元として重要になってきます。

情報は少し古くても基礎的な概念や普遍的な知識を扱っている、時代が変わっても根本が変わらない記事は検証結果や補足を少し加えるだけで高品質な記事へと再生しやすいです。

2-3.優先度【低】後回し、または削除・統合を検討すべき記事

最新化の手間の割にリターンが薄い、あるいはサイト評価の足を引っ張っている記事は集約(統合)したり削除してサイト全体の平均品質を上げる方が SEO 上プラスになります。

トレンドが完全に過ぎ去り、現在では誰も検索しない記事は後回しで問題ありません。



3.リライトによるアクセス増加の効果

実際にブログ記事をリライト(書き直し)して、アクセスの増加に効果が見られたかの検証が次の通りです。
リライトによるアクセス数変化の検証結果を確認するため、公開して 10 年以上経過して現在では全くアクセスが無い記事を 2 つと、最近公開して毎日平均 25 ページビューほどある記事を検証対象としました。

加えて、検索結果が 80 位ほどの記事がリライトにより効果があるかも検証を行います。

3-1.15 年以上前に公開してアクセスが無い記事をリライトした結果

15 年以上前に公開してほぼアクセス数が無いブログの記事をリライトした結果が下図です。

15 年以上前の記事をリライトしたアクセス数の結果

2020年07月中旬にリライトを行ったところ、リライト直後からアクセス数が微増し、リライトから 3 ヶ月経過した頃には 1 日の平均が 50 ページビューのアクセスが維持できているのがわかります。

3-2.14 年ほど前に公開してアクセスが無い記事をリライトした結果

14 年以上前に公開してほぼアクセス数が無いブログの記事をリライトした結果が下図です。

14 年ほど前の記事をリライトしたアクセス数の結果

2020年05月中旬にリライトを行ったところ、リライト直後からアクセス数が微増し、リライトから 3 ヶ月後からは 1 日の平均が 100 ページビュー のアクセスがあるのがわかります。



3-3.元々アクセスが多い記事をリライトした結果

毎日の平均が 25 ページビュー程あるブログの記事をリライトした結果が下図です。

元々アクセスがあった記事をリライトしたアクセス数の結果

05月19日にリライトしたところ、翌日からアクセスが微増し、そのままアクセスは増加傾向にあり計測時点では毎日の平均が 40 ページビューに達しています。

ところどころアクセスが減っているのは土日になるとアクセス数が減る傾向にあるブログのため、リライトした記事もその影響を受けてページビューが少なくなるグラフとなっています。

3-4.Google の検索順位 80 位の記事をリライトした結果

Google の検索順位 80 位の記事をリライトした結果、リライトしてから約 1 ヶ月ほど経過して検索順位が 20 位まで上がっているのが確認できました。
また、検索結果 8 位の記事をリライトしたところ 3 位まで上がっている点も確認しました。

3-5.リライトした結果のまとめ

リライト後の結果より、記事を書き直すことでアクセスが全く無い記事は、恒常的にアクセスがある記事となっているのがわかります。
さらに元々アクセス数があった記事も、さらにアクセス数を増やす結果となっています。

新規に作成した記事は検索エンジンにインデックスされるまでに日数が必要となりますが、リライト対象の記事は既にクローラーが巡回して評価が低いだけの状態であることから、リライト直後から時間をかけずにアクセス数増加に結びつくのがリライトを推奨する理由の 1 つです。

また、古い記事をリライトして大きな効果が見られるようになるまでは 3 ヶ月かかり、元々アクセス数がある記事のリライトはすぐに効果が表れる傾向にあると推測されます。

4.リライトするときの注意点

ブログの記事やウェブサイトのコンテンツをリライトする場合に注意すべき点があり、闇雲にリライトを実施しても効果が出ません。
不用意に書き直しするとリライトする前よりも検索結果順位を落とす要因になるので、下記の点に注意が必要です。

4-1.短い期間で何度もリライトしないこと

記事をリライトしても検索エンジンのクローラーがウェブサイトを訪れ、記事の内容を評価して検索結果にインデックス化して反映されるまで最短で一週間から二週間かかります。
そのため、新規公開もしくは古い記事をリライト公開してから一週間ほどは様子見したほうがよいでしょう。

上記のリライト後のアクセスの推移を示すグラフのように、リライトして結果が表れるまで 3 ヶ月ほどかかるため、短い期間でリライトを繰り返さずに数ヶ月おきぐらいに行うのが理想とされます。



4-2.内容を大きく変えてリライトしないこと

記事をリライトして検索結果の上位に表示されるようになるのは、検索エンジンが前の記事よりもリライト後の記事の方が良いと評価した結果であるため、リライト前の元の記事から大きく内容を変えると反対に検索エンジンからの評価が下がる要因になってしまいます。

例えば、ある製品を紹介する内容からまったく違う製品を紹介すると、URL が同じでも別の内容と判断されてしまいます。
そのため、リライトのルールとしては古くなった情報を新しい内容に差し替えたり、その記事の本質から逸脱しない補足や追加情報を入れる程度に実施するのが好ましいです。

特に製品や時事ネタを記事として公開している場合は、古い記事のままだと利用者にとって有益性が低いと判断されて評価が低くなるため、最新情報の状態を心がけるとよいでしょう。

4-3.time タグを入れること

リライトした記事をより効果的に検索エンジンにアピールできるのが、各コンテンツまたは記事に time タグを入れることです。
time タグは HTML タグの 1 つで年月日を表す YYYY-MM-DD の形式で記述し、「2025-02-17」のように挿入するとその日付で記事を公開または更新したことを示す役割があります。

公開中の記事へ巡回してきた検索エンジンのクローラーはこの time タグも参照するので、以前よりも新しい日付になっていると記事が更新されたと判断して一時的に検索結果の上位に表示されやすくなります。

クローラーの巡回後は、記事の内容を再評価して利用者に有益な情報と判断されると検索結果の上位表示が維持されやすくなります。
また、time タグに記載した日付は検索結果に表示されて目視できるため、利用者にとっても新しい記事と認識しやすくなり、記事の滞在率が高くなる傾向があります。

5.リライト後の内容が検索結果にインデックスされても元に戻る現象

リライトした記事は早ければ数時間後には検索結果の上位に自身のコンテンツまたは記事のリンクが表示されることがありますが、しばらくすると上位から消えるとともに検索結果に表示される記事の冒頭文章がリライト前の元の状態に戻ることがあります。
これには 2 つの理由が考えられます。

リライトのチェックポイント


5-1.リライト直後のみ優先的に表示する仕様によるもの

まず 1 つ目に検索エンジン側の仕様で、リライト直後の記事は検索上位に表示しやすくなる傾向があると考えられます。
これまでいくつかの記事をリライトしてきましたが、大半がリライト直後に検索結果の上位に表示されるとともに、「○時間前」と直近で更新されたのが検索結果の画面上でわかるようになっていました。

リライトが直近であることを示す様子

その後、24 時間以上経過した記事は検索結果の上位に表示されなくなったため、検索サイト側の仕様で直近に更新された記事はピックアップされる仕様があると推測されます。

5-2.検索エンジンの伝播の仕様によるもの

次に 2 つ目に考えられる点としては、Google など検索エンジンは何十、何百台という大量のサーバで運営されているので、ブラウザでアクセスした検索結果の情報を持つサーバがまだ最新の情報に反映されておらず、リライト前の古い内容のままになっていることがあります。

リライト後の新しい記事の内容を持つサーバが 1 つでも検索エンジン側にあれば、時間の経過とともに他のサーバにその情報が伝播されるので、伝播後はいつ検索しても同じ順位で自身のコンテンツや記事が表示されるようになります。

6.リライト方法と効果のまとめ

アクセス数の少ない古い記事であっても、適切なリライトを行うことで検索順位を大きく向上させ、安定したアクセスを獲得できるコンテンツへと生まれ変わらせることが可能です。
ただし、短期間での頻繁な変更や、テーマから逸脱した大幅な内容変更は逆効果になる恐れがあります。
time タグを正しく活用しつつ、最新で有益な情報をユーザーに届けるリライトを数ヶ月おきに実施していくことが、ブログ全体の成長において非常に効果的です。

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