TポイントからVポイントへの切り替え方法とポイントの貯め方


[初回公開] 2011年10月26日

今やどこで買い物するのも店舗が独自に発行するポイントカードではなく、共通で利用できるポイントカードを導入している店舗が一般的になっているが、ポイント圏の一大勢力であったTポイントがVポイントになったため、Vポイントへの切り替え方法とポイントの貯め方について紹介する。

TポイントからVポイントへの切り替え方法とポイントの貯め方

1.Vポイントとは

Vポイントとは、クレジットカード決済サービスを提供する三井住友カードとTポイントが統合して新しいポイントサービス名称である。
従来のTポイントは、CD などレンタルサービスの TSUTAYA が運営する CCC が、2003年に始めたポイントサービスであるが、2024年04月22日にVポイントとなり、会員数は約 1 億 5000 万人と国内最大規模のポイント事業となっている。

ポイントカードを利用している様子


三井住友カードは「Visa」の名称でも親しまれており、クレジットカード「Visa」の決済でもポイントが貯まるのが特徴である。

2.TポイントからVポイントへの切り替え方法

これまで使ってきたTポイントカードからVポイントカードへの切り替え方法は何もしなくてよい。
カードに記載されているマークはTポイントのままでもVポイントとして貯めて、支払いで利用することができる。

TポイントカードからVポイントカードへの切り替え不要


また、これから新しくVポイントカードを作成する場合はTポイントカードの在庫分はTポイントのマークのままだが、順次Vポイントのマークに変更される。

3.Vポイントの貯め方

Vポイントの貯め方は、従来と同じくTポイントカードを店頭の支払い時に提示するだけである。
ポイントカード会員証をスマホのアプリにした「Vポイント Pay アプリ」も提供されており、アプリを起動して表示されるバーコードを読み取るとポイントが貯まる。

しかし、ポイントカードをバーコードで読み取る形式でなく、カードリーダーに滑り込ませるスキャナータイプや、ガソリンスタンドのようにカード挿入タイプの場合はアプリに対応していないため、Tポイントカードを持参する必要がある。

4.Vポイントの確認方法

Vポイントの確認方法は、「レシートの記載内容を見る」方法と、「会員専用サイトで見る」方法の 2 通り用意されている。
会員専用サイトは既にTポイントサイトを利用していた利用者であれば同じユーザ名、パスワードでログインすることができる。

Vポイントサイトのログイン画面の様子


Vポイントサイトをブラウザでアクセスしてボタン「ログイン」を選択すると上図のようなログイン画面が表示される。

Yahoo!アカウントによるログイン

ただし、Tポイントサイト時代より、会員サイトへのログインは Yahoo!アカウントが必要になるため、まだサイトに登録していない人は Yahoo!アカウントとカード番号との紐づけが必要になる。

ログインした後は画面上部に下図のようにポイント数が表示されるので、残高を確認することができる。

Vポイントの残高を確認している様子


5.TSUTAYA 運営時のTポイントとは

買い物をする場合は、その店舗でポイントが貯まるかどうかを判断して店やサービスを選ぶことが少なくないが、各ポイントサービスではクーポンが発行されることも一般的となり、買い物時に表示にお得である。

TSUTAYA 運営時のTポイントは、TSUTAYA の会員カードから派生したポイントカードで、ガソリンスタンドやコンビニなど共通してポイントを貯めたり使ったりすることができた。

以前はコンビニのローソンもTポイントの傘下に加わっていたが、今はファミマでポイントが貯まり、ローソンは Ponta という別のポイントカードとして運用されており、昭和シェルなどガソリンスタンドなどでも利用できる。

Tポイントと Ponta のそれぞれで使える店舗が異なるので、両方持っていればかなりの店舗をカバーすることができる。

以前の共通ポイントサービスはコンビニでの利用がメインだったが、ファッションや飲食店、タクシーでもポイントが貯まるようになっている。

時期は不定期だが、各店舗でクーポンが発行される際は、支払い時に何 % かが割り引かれるタイプと、ポイントで還元されるタイプがあり、通常は 100 円ごとに 1 ポイントが貯まるところ、3% から 20% ほどのポイントが加算される場合もある。

クーポンで大幅にポイントが貯まる様子

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