Windows のデスクトップに「PC」を表示させる方法

Windows の OS は基本的に内部ストレージとなる C ドライブに入っており、USB メモリや CD などディスクを読み取るデバイスは異なるアルファベットが割り振られたドライブ名になるが、そのドライブ一覧を表示させる「PC」が Windows の初回起動時にデスクトップ上にないため、すぐ呼び出せるようにデスクトップに「PC」を表示させる方法を紹介する。

Windows のデスクトップに「PC」を表示させる方法

1.Windows の「PC」とは

Windows の「PC」とは、利用中のパソコンのドライブの一覧や、ログイン中のユーザのドキュメントや画像・動画の固有フォルダにアクセスしやすくなるエクスプローラーである。
Windows 7 以前は「マイコンピュータ」という名称だったが、近年では「PC」に変更されている。

Windows PC を利用している様子


以前はパソコンの工場出荷状態で起動するとデスクトップ上に「PC(旧:マイコンピュータ)」のショートカットがあったが、現在ではデスクトップから無くなっている。

しかし機能自体は残っており、「PC」を利用するためにはフォルダなどエクスプローラーを開き、ウィンドウの左列に表示されるツリー構造より開くことができる。

2.Windows の「PC」がすぐ使えると便利な点

Windows の「PC」がすぐ使えると便利な点は、USB メモリや外付けの SSD(外部ストレージ)をパソコンに挿した際にすぐに開くことができることである。
また、CD/DVD ドライブも表示されるので、メディアからデータを読み込んだり、書き込む際にも「PC」ですぐにアクセスできるメリットがある。

Windows の「PC」を開いた様子


その他、ログイン中のユーザだけが参照できる「デスクトップ」や「ダウンロード」のフォルダも表示されるので個人で管理しているデータにアクセスしやすい特徴もある。

3.Windows の「PC」を開く方法

Windows の「PC」を開く方法としては、エクスプローラーを開く方法と、Windows マークをクリックして表示できるスタートメニューから開く 2 通りの方法がある。

3-1.エクスプローラーから開く

「PC」をエクスプローラーから開く場合は、フォルダを開いて左列にある「PC」をクリックすると表示することができる。
フォルダを開く場合はタスクバーのフォルダアイコンをクリックするか、キーボードの「ウィンドウズキー + E」でウィンドウが起動する。

左列にある「PC」をクリック

3-2.スタートメニューから開く

「PC」をスタートメニューから開く場合は、タスクバーの Windows アイコンをクリックして、スタートメニューを表示する。
スタートメニューには利用できるソフトウェアやツールの一覧が表示されるため、「Windows システムツール」を選択すると「PC」を開くことができる。

「Windows システムツール」を選択


4.Windows のデスクトップに「PC」を表示させる方法

近年の Windows パソコンは初めて起動すると下図のようにデスクトップには「ごみ箱」しかないことが多い。

Windows を始めて起動したデスクトップの様子

そこで Windows のデスクトップに「PC」を表示させる方法としては、「設定」から行う。
まずデスクトップ上の何も無いところをマウスの右クリックを行い、表示される項目から「個人用設定」をクリックする。

「個人用設定」をクリック


「個人用設定」をクリックすると Windows の「設定」のウィンドウが表示されるため、次いで「テーマ」をクリックする。

「テーマ」をクリック

「テーマ」をクリックするとパソコンのデザイン等を変更する設定画面が表示され、引き続き「デスクトップアイコンの設定」をクリックする。

「デスクトップアイコンの設定」をクリック


「デスクトップアイコンの設定」をクリックすると下図のように設定するウィンドウが開くため、「コンピュータ」にチェックを入れた後、ウィンドウ下部のボタン「OK」を押下すると、デスクトップ上に「PC」が表示されるようになる。

「コンピュータ」にチェック

デスクトップ上に「PC」が表示されるようになれば、「PC」をダブルクリックするだけでストレージや個人フォルダの一覧がすぐに表示されるため、USB メモリなど各種ストレージにアクセスしやすくなる。

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