Chrome の詳細設定画面（chrome://flags）を瞬時に開く方法

[最新更新] 2023年03月18日
[初回公開] 2022年02月11日

日頃利用しているアプリやソフトウェアはセキュリティ向上や機能追加のため頻繁にアップデートされるが、特にブラウザはアップデートされると設定がリセットされて毎回画面を表示する手間を減らすために、Chrome であれば URL 欄に chrome://flags を入力して表示する設定画面を瞬時に開く方法を紹介する。

１．ブラウザの詳細設定画面とは

ブラウザの詳細設定画面とは、マウス操作で表示可能な設定の他に、ブラウザの URL 欄にコマンドを入力して表示する設定項目のことである。
詳細設定画面は下図のように英語で設定項目と説明文が表示される。

一般的な設定画面では行うことができない設定をこの画面から行うことができる。
Chrome を始め、Microsoft Edge や Firefox にも備わっており、URL 欄に既定の文字列を入力すると表示される。

２．Chrome の設定画面でできること

Chrome の設定画面でできることは、ウェブサイト表示時の高速化や入力フォームの文字予測をオン・オフにしたりと動作に関する項目が主となる。

ブラウザには画面左上のハンバーガーメニューをクリックして表示される「履歴」や「ブックマーク」などと一緒にある「設定」と専用のコマンドを入力して表示する設定画面の 2 種類が存在する。

前者のクリックで表示できる設定画面はブラウザを表示した時のデザインに関するテーマや、Google アカウントに関する設定が主な項目となる。

３．Chrome の設定画面を開く方法

Chrome のアプリを制御する設定画面を開く方法は、ブラウザを起動して画面上部の URL を入力する欄に下記のコマンドを打ち込み実行する。

chrome://flags

設定画面を閉じる場合は通常のウェブサイトを閲覧している時と同様に設定画面の×マークをクリックしてタブを閉じると終了することができる。

４．Chrome の設定画面を瞬時に開く方法

Chrome の設定画面を瞬時に開く方法は、ブックマーク（お気に入り）の機能を利用する。
URL の入力欄にコマンドを毎回入力する必要があるため、入力作業が手間であったり、コマンドを忘れてしまったときのために次の手段を追っておけばいつでも簡単に表示が可能になる。

ブックマークは通常のウェブサイトの場合と同様に、設定画面を開いた状態で画面右上のハンバーガーメニューを表示させて★アイコンをクリックするだけでよい。

以後は保存したブックマークから設定画面を呼び出すだけで瞬時に表示させることができる。

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