Microsoft Edge で新しいタブを空白で開く方法


[初回公開] 2021年02月17日

ブラウザで新しいタブを開くと検索欄やニュースが表示されるものが多いが、不要な通信を止めたり、シンプルなデザインを望む人のために空白タブで開く設定が用意されているものの Microsoft Edge では通常の設定ではできない新しく開くタブを空白タブにする方法を解説する。

Microsoft Edge で新しいタブを空白で開く方法

1.ブラウザで新しいタブを空白で開くメリット

ブラウザで新しいタブを空白で開くメリットとしては、「不要な通信を止める」と「シンプルなデザインにする」の 2 点が挙げられる。



ブラウザの初期設定の状態では新しくタブを開くとニュースや天気予報などが表示されることが多い。
そのためタブを開くためにデータ取得のための通信が発生するため、表示するまでに時間がかかったり、携帯電話回線を利用した通信では無駄に通信量がかかってしまうデメリットがある。

また、新しいタブを開きたい場合はブックマークのウェブサイトや直接 URL を打ち込んで利用することが多いため、開いたタブはシンプルな空白デザインが好まれている。

2.Microsoft Edge でタブ関連で設定可能な項目

Microsoft Edge でタブ関連で設定可能な項目は、ニュースや天気予報、エンタメ記事などを非表示にできるものの通常の設定方法では新しく開いたタブを空白にすることはできない。

Microsoft Edge で新しいタブを開くと下図のようにデフォルトの状態では Microsoft が運営する検索サイト「bing」の検索欄とニュースや天気予報が表示される。

Microsoft Edge で新しいタブを開いた様子

この新しく開いたタブに表示するものは表示・非表示をカスタマイズすることができる。
設定は Edge の右上にあるメニューから「設定 -> 新しいタブ ページ」を選択するとボタン「カスタマイズ」が表示され、そのボタンをクリックするとシンプル、イメージ、ニュースなどから好みの画面レイアウトを選択することができる。

新しいタブで最もシンプルにした状態


上図は Microsoft Edge の設定項目で最大限シンプルにした状態である。
画面レイアウトを「シンプル」を選択した後、同じく画面レイアウト内の「カスタマイズ」を選択してクリックリンクを非表示、背景をオフにすると上図の状態になる。

画面下部にはニュースやエンタメといったリンクが表示され、パーソナライズ設定のボタンも表示されるが残念ながら全てを非表示にすることはできない。

現時点の Microsoft Edge では新しくタブを開いた場合の設定で最大限シンプル化を図ってもここまでとなり、デフォルトの設定では空白タブを設定することはできない。

3.Microsoft Edge で新しいタブを空白で開く方法

Microsoft Edge で新しいタブを空白で開く方法は、Edge に搭載されている設定項目だけではできないが、拡張機能を利用することで実現可能になる。

拡張機能は別途提供されている Edge のプラグインとなり、下図のように Edge アドオンで「空白の新しいタブ」を検索し、インストールすると空白タブを開くことができる。

新しいタブを空白で開くための拡張機能


拡張機能をインストールすると上部メニューにフォルダのアイコンが追加され、このアイコンが表示されている状態で Edge のタブ横にある+マークをクリックすると空白タブが開かれる。

この拡張機能が有効の状態は前述した「設定 -> 新しいタブ ページ」で設定できるタブのカスタマイズは下図のように無効化された状態となり、代わりに拡張機能を無効化するボタンが追加される。

拡張機能が有効時は Edge の設定ができない様子

新しいタブで開く場合に空白タブを止めたい場合は、このボタン「無効にする」をクリックすると拡張機能が無効化され、Edge デフォルトで設定されたタブが開くようになる。

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