[初回公開] 2020年06月01日
資料が電子化されてブラウザで閲覧したり、システムもクラウド化によりブラウザで操作するようになり設定ファイルをダウンロードする機会が増えたが、Firefox を利用しているとダウンロードしたファイルが固定の場所に保存されるのでこの保存先を変更する方法を紹介する。
1.ブラウザのダウンロード先を変更するメリット
ブラウザのダウンロード先を変更するメリットとしては、ダウンロードしたファイルを開いたり、ファイルを任意の場所に移動させたい場合に見つけやすくなる。
Firefox をはじめ多くのブラウザのダウンロード先の初期設定はフォルダ「ダウンロード」となっているが、ダウンロードする頻度が少なかったり、パソコンの操作に不慣れな人の場合は入手したファイルがどこにあるか見つけるのが困難なことがある。
そこでダウンロードのたびに保存先を指定するようにしておけば、ダウンロードしたファイルが見つかりやすくなる。
また、利用用途ごとにフォルダを分けている場合はダウンロード時に振り分けすることができるので、後からファイルを移動させる手間も軽減される。
ダウンロード先を指定するようにしておくとファイル名を変更して保存することもできるので、ダウンロードしたままだと英数字で内容が把握できないファイル名もわかりやすい名前に都度変えることができるので後から見てわかりやすくなるメリットがある。
2.Firefox のダウンロード先の初期設定
Firefox のダウンロード先の初期設定ではフォルダ「ダウンロード」に設定されていることが多い。
フォルダ「ダウンロード」はフォルダを開いてエクスプローラーの左メニュー、またはフォルダ「PC」を開くと参照することができる。
3.ファイルをダウンロードした時の動作の様子
ファイルをダウンロードした時の動作の様子としては、下図のようにブラウザの右上のメニューより「ダウンロード」を選択するとポップアップで直近に入手したファイルが表示される。
Firefox でダウンロード先を毎回指定するようにしておけば、ファイルをダウンロードすると下図のようにファイルの拡張子に応じて「プログラムで開く」か「ファイルを保存する」の2つを選択するウィンドウが表示される。
もしダウンロードしたファイルが Excel の場合は「プログラムで開く」を選択すると Excel が起動する。
対して「ファイルを保存する」を選択すると Firefox に設定している指定のフォルダに自動的に保存されるか、ファイルの保存先を指定するウィンドウが表示される。
4.ダウンロードのたびに保存場所を指定する方法
ダウンロードのたびに保存場所を指定する方法としては、Firefox の設定画面でフォルダを指定する。
設定画面は Firefox の上部メニュー「ツール -> オプション」で開くことができる。
Firefox の設定画面は下図のようになっており、左メニューの「一般」にダウンロードの項目があり、「次のフォルダーに保存する」にチェックを入っている箇所を「ファイルごとに保存先を指定する」に変更する。
「ファイルごとに保存先を指定する」に設定することで、ファイルのダウンロード時に「ファイルを保存する」を選択すると保存先を指定するウィンドウが別途表示され、保存先を指定することができるようになる。
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