機能性ヨーグルト LG-21 を 5 年以上食べ続けてわかった便秘解消と吐き気止めの効果


[初回公開] 2016年05月27日

腸内環境の悪化は体調不良や肌荒れの原因になるだけでなく、黄砂や花粉など体内に侵入した物質に対する過剰なアレルギー反応を抑制する効果もあり、腸内環境を整えるとされる機能性ヨーグルトを 5 年以上食べ続けて便秘解消と吐き気止めといった効果を体感したので紹介する。

LG-21 ヨーグルトを 5 年以上食べ続けてわかった便秘解消と吐き気止めの効果

1.機能性ヨーグルトとは

機能性ヨーグルトとは、従来の果物の風味や果肉が入ったデザート扱いのヨーグルトとは異なり、腸内環境を整えるとともに特定の効果に期待される乳酸菌を多く含んだヨーグルトである。

デザート扱いのヨーグルトは 4 カップセットや大容量が 1 パックに入って安価に販売されているが、機能性ヨーグルトは 1 カップあたり 130 円前後で販売されており、やや高価だが飲食することでの副作用無しで体に良い影響を与える食品である。

機能性ヨーグルトを食べている様子


機能性ヨーグルトは乳酸菌の特徴と番号を形式化して商品名にしていることが多く、主に次のものがある。

  • R-1 – 抵抗力増加、インフルエンザ抑制作用
  • LG-21 – ピロリ菌の減少作用
  • BB-536 – アレルギー予防、感染防御作用
  • LB-81 – 便通の改善、整腸作用
  • PA-3 – 尿酸値の上昇抑制作用

2.機能性ヨーグルト LG-21 とは

機能性ヨーグルト LG-21 とは、食品メーカーの明治が製造販売する、胃酸に強く胃の中でも増殖可能な LG21 乳酸菌が入ったヨーグルトである。
LG21 には殺菌作用があり、胃に生息するピロリ菌を抑制する効果がある。

機能性ヨーグルト LG-21 の外観


乳酸菌が胃で増殖して胃に留まりやすくなっているのが特徴である。
LG-21 の正式名称は Lactobacillus Gasseri(ラクトバチルス ガセリ)の頭文字の L と G と、菌株ナンバーの 2 と 1 から来ている。

1 つあたりスーパーやコンビニで 130 円前後で販売されており、通常のヨーグルトの他にドリンクタイプと砂糖ゼロタイプがラインナップされている。

3.機能性ヨーグルト LG-21 の便秘への効果

機能性ヨーグルト LG-21 の便秘への効果として、2 日に 1 度のペースで 5 年以上食べ続けている中で、便秘解消の効果があることがわかった。

ヨーグルトを食べる前は便秘がちで、週に 1 度はひどい腹痛を伴いながら一気に出す生活を送っていたが、LG-21 を食べ始めてからは便通が無い日はほぼ無く、あっても 2 日に 1 度は自然に便意を感じるようになった。

たまに便が溜まることはあるが、溜まっても難なく出るように体質が変わった。

4.機能性ヨーグルト LG-21 の吐き気止めへの効果

機能性ヨーグルト LG-21 の吐き気止めへの効果として、体調不良時に副次的に発生する吐き気の頻度が減った。
吐き気は自律神経が乱れると胃に負担がかかり、吐き気を催すことがあるが、LG-21 は胃の負担を軽減する効果があるため、副次的に誘発される胃痛や吐き気も改善される。

5.機能性ヨーグルト LG-21 の効果が出る期間

機能性ヨーグルト LG-21 の効果が出る期間としては、1 日 1 個食べるようにしてから約 6 週間ほどで効果が出るのが試験によって示されている。

機能性ヨーグルト LG-21 の効果試験結果


試験対象者は胃の不調を感じているが治療は受けていない健常成人男女で、1 日 1 個を 12 週間摂取したもので、上図のように LG-21 を摂取してから 6 週間経過してから胃の調子が改善されていると結果が出ている。

6.機能性ヨーグルト LG-21 を摂取するタイミングと量

機能性ヨーグルトは摂取し続けることで効果が表れるが、持続的に接種するためにはコストを抑えつつも、より効果が出るように接種したいところである。

摂取するタイミングはメーカーからはいつでもよいと公開されているが、できるだけ胃酸が薄まる食後に摂取すると生きた乳酸菌を腸に届けやすくなる。



また、LG-21 を摂取し始めて 5 年以上経過するが、毎日は食べておらず、2 日に 1 度、夕食後に食べる生活リズムで効果を体感できている。

機能性食品は 1 度に大量に摂取するよりも適量を長期かつ定期的に体内に取り入れることで効果が表れるため、長い目で見る必要がある。

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