「転職会議」で転職する前に事前に口コミで情報する方法

転職活動で求人に応募する前、もしくは既に内定をもらって内定承諾する直前で心配になるのが職場の雰囲気や人間関係、年収や有休の取りやすさなど実際に働き始めてみると想像と違い転職に失敗しないかであり、企業のウェブサイトだけでは情報が不足しているが、実際に働いている人や退職者が生の声で書き込む「転職会議」で転職する前に事前に口コミで情報する方法について紹介する。

「転職会議」で転職する前に事前に口コミで情報する方法

1.転職で失敗しないための情報収集するメリット

転職で失敗しないための情報収集するメリットとしては、新しい職場に出社してから想像していた雰囲気や待遇、仕事の内容が違うなど思い描いていた内容と齟齬が出て転職を後悔する確率を下げることである。

転職して思い悩んでいる様子


転職は大学生や高校生と違い、お試し入社のインターンシップを導入している企業がや団体がほぼ無いため、職場の雰囲気や細かな待遇は入社しないとわからないことが多い。

また、採用面接時には聞いておきたい事項でも内定を得るために遠慮してなかなか聞けないことも多い。
そのため、実際にその企業で働いている人、もしくは既に退職した人が実情を口コミとして情報提供しているウェブサイトを活用して転職後の公開や失敗を回避することができる。

2.転職・就活口コミサイトとは

転職・就活口コミサイトとは、企業名や事業内容、従業員数など企業情報の他に実際にその企業で働いている人や、既に退職した人が年収や職場の雰囲気、経営層が考えていることなどを口コミとして情報提供しているオンラインサービスである。

基本的に情報を閲覧したい人は無料で利用できるが、口コミサイトによっては有料であったり、自分が働いている企業の情報を提供することで他社の情報を得ることができる。

いくつかある転職・就活口コミサイトの中で「転職会議」は検索サイトでも上位でも表示され、情報閲覧が無料できるウェブサイトである。

3.「転職会議」とは

「転職会議」とは、株式会社リブセンスによって運営されている現社員や元社員から企業の評判や年収、面接対策などを口コミとして投稿してもらい、それらの情報をこれから転職して応募しようとしている人に提供しているオンラインサービスである。

【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイト


企業名や住所、資本金、社員数といった企業情報の他に「評判」「年収」「面接」「採用」の 4 つのカテゴリから企業情報を転職・就活の応募前に見ることができる。

「転職会議」では上場しているなど従業員数が多い企業ほど口コミ数が多い傾向があるが、地方にしかない企業や従業員数が少ない企業は口コミが無いことがあるので、全ての企業が掲載されているわけではない点に注意が必要である。

4.「転職会議」で転職する前に事前に口コミで情報する方法

「転職会議」で転職する前に事前に口コミで情報する方法としては、まず「転職会議」に会員登録するか、Google アカウント、Yahoo カウント、LINE アカウントと連携してログインして利用する。

ログイン後は企業名で検索して口コミを閲覧するが、初めは全ての情報を閲覧する権限がないため「口コミを投稿する」か有料利用の「口コミパスを購入」の 2 つの方法から閲覧権限を取得する。

「口コミを投稿する」か「口コミパスを購入」


転職者であれば自社または過去に在籍していた企業の情報を口コミとして登録することで 30 日間の閲覧権限を得ることができる。
新卒の就職経験が無い人は有料の口コミパスを購入するか、面接時の状況を書き込むことでも閲覧権限が付与される。

5.「転職会議」の情報の信憑性

「転職会議」の情報の信憑性は、全ての情報が正しくないことを念頭に置いておかなければならない。
口コミを見るためには就業時の内容や面接の内容を口コミとして投稿することで 30 日間は無料で利用できることから、適当に投稿している人がいるのも実情である。

転職会議に投稿された実際の口コミの例


信頼できる情報かどうかは口コミ投稿者の職種と内容からある程度判断することができる。
例えば口コミ者の所属が「カスタマーサービス」とあるものの、実際はカスタマー窓口が無い企業は投稿者が嘘の情報を書き込んでいる可能性が高い。

もちろん、「転職会議」は転職を希望する人が利用することを想定したサービスであるため、転職活動者が他者の情報を得るために自社の情報を正確に投稿されていることもある。
真実の情報かの見極め方法の 1 つに具体的な部署名や業務内容や地方の企業であれば土地名が入っているとより信憑性が高くなる。

また、既に退職した人が口コミを投稿している場合は何らかの問題があり離職しているので、ネガティブな口コミが投稿されている可能性が高く、退職理由と退職に至る経緯は人それぞれなので、ネガティブな投稿だけで応募や内定辞退をするのではなく、ポジティブな投稿は敢えて書く人が少なく、投稿されている内容は参考程度に受け取る方がよい。

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