通常営業を再開したウインズと競馬新聞の前日販売の時間帯


[初回公開] 2021年07月02日

コロナウィルスの感染予防のため営業自粛していた場外馬券売り場のウインズだが、昨年は自動発売所と払戻所だけで営業を再開し、今年は本格的に営業再開された様子と、競馬新聞の前日販売の時間帯について紹介する。

通常営業を再開したウインズと競馬新聞の前日販売の時間帯

1.ウインズの施設とは

ウインズとは JRA の場外馬券売り場であり、勝ち馬投票券の購入と当選した場合の払い戻しを行うことができる場所である。
ウインズ内には勝ち馬投票券の購入と払い戻しは自動機械で行うのでその操作端末がある他、購入時に利用するマークシートと簡易鉛筆が設置された記入台がある。

馬券の発売と払戻の機械


馬券購入が自動化される前は窓口に人が常駐しており、マークシートとお金を渡して勝ち馬投票券と交換していたが、現在は全て機械で対応されている。

その他、競馬新聞やグッズが購入できる売店と、飲食物が購入できるコーナーが設けられている。
広さが確保されているウインズではパドッグと各レースがリアルタイムに中継される大画面モニターと観覧シートが配備されている。

2.コロナ禍での利用できるウインズの施設

コロナウィルス蔓延防止のため、2000年は営業を自粛していた場外馬券売り場のウインズだが、2021年には営業を再開した。
しかし、全ての施設が利用できる状態にはなっていなかったが 2022 年より、全施設が利用できる通常営業となっている。

2-1.2021年のウインズの営業の様子

2021年はウインズ内の全ての施設が利用できる状態にはなっておらず、フロア内は立ち入り禁止エリアがあり、建物に入ってから出るまでは一方通行による運営となっていた。

まず建物の入り口に入るとすぐにどの店舗でも見かける消毒液による手の消毒と、センサーによる温度測定が設置されており、その両方を行ってから入場できる。
競馬新聞とグッズが販売されている売店は営業していたが、飲食ができるコーナーは閉鎖の状態であった。



また、馬券が購入できるフロアが複数階あるウインズでも利用できるのは 1 フロアだけとなり多くの人が入場できるようにはなっていない。

営業が再開されたが閉鎖されている施設

いつもであれば座って競馬を予想できるようにベンチや専用シートが利用できるのだが、2021年の部分再開の際には高齢者向けのシート以外は全て閉鎖またはベンチの撤去がされている。

基本的にウインズ内で購入して観戦できるようになっておらず、オッズが表示されるモニターは全てオフになり、出走停止があるレースなど臨時報告用のモニターのみが稼働している。

2-2.2022年のウインズの営業の様子

2022年はウインズ内の施設が全て利用できるようになっており、レストランも通常営業されている。
大型のスクリーンと座席がある映像ホールも解放されていて自由に利用できるが、2 人並んで座るシートの片側は間隔を空けるため利用禁止のステッカーが貼られている。

通常利用できるようになった映像ホール


初心者無けの馬券購入案内が再開されるなど、ほぼ通常再開となっている。

3.ウインズの感染予防対策

ウインズにおける感染予防対策として、マークシートの記入されたテーブル類は頻繁にスタッフが消毒されるようになっている。
マークシートと一緒に配備されてる簡易鉛筆も使った後の専用のごみ箱が用意されている。

マークシート記入時に人が密にならないようにマークシートが設置されている場所は分散されており、記入台もアクリル板が付けられて間隔を空けて設置されている。

2021年の部分的な再開時は利用者よりも清掃と消毒のスタッフの方が多く、利用したテーブルから離れるとすぐに消毒されるので感染に対して安心感はあるが見張られているようで少々居心地は悪い。
利用者も基本的に必要な投票だけを行い外に出るスタイルとなっていた。

4.競馬新聞の前日販売

地方においてはコンビニや駅の売店で取り扱わなくなった競馬新聞が入手できる数少ない場所としてウインズが挙げられるが、従来通り当日と前日発売分の競馬新聞はウインズの売店で購入することができる。

来場する利用者が少ない分、仕入れている新聞の部数は少ないとのことだが、日曜日の開催レースが掲載された競馬新聞は前日土曜日の 14:00 過ぎに売店に届けられ購入することができた。

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