[初回公開] 2022年02月15日
資料を色分けして書き込むために文具店にカラーボールペンを探しに行ったところ、絵具のようにカラーバリエーションが多くスタイリッシュなゲルインクボールペン「スタイルフィット」があり、数本購入したのでその使い心地を紹介する。
このページの目次
1.「スタイルフィット」とは
「スタイルフィット」とは、uni の鉛筆で有名な三菱鉛筆が製造販売するゲルインクボールペンである。
「スタイルフィット」のタイプには 2 種類あり、ボールペン本体(ホルダー)と詰め替え芯(リフィル)がそれぞれ分かれて販売されているタイプと、詰め替え芯(リフィル)に細身のホルダーが付き、ノックでペン先が出入りするタイプがある。
一般的なボールペンはホルダーに黒や赤など決まった色の芯が既に入った状態だが、「スタイルフィット」は自分で好きな色の芯を入れることができるのが特徴である。
その中で今回レビューするのはホルダーと一体型となっているノック式のタイプである。
2.ゲルインクボールペンとは
ゲルインクボールペンとは、水性と油性の長所をあわせ持つインクが装填されたペンである。
水性インクが持つ弱い筆圧でもさらさらと書け、油性インクが持つすぐ乾きやすく(揮発性が高い)にじみが少ないのが特徴である。
ただし、インクの減りが早いため、油性インクと水性インクに比べて筆記距離が短いデメリットもある。
3.「スタイルフィット」の特徴
「スタイルフィット」の特徴としては、小型ペンであることと豊富なカラーバリエーションにある。
1 本あたりの購入価格も低いことから消耗品として補充する敷居も低い。
3-1.「スタイルフィット」の販売価格
「スタイルフィット」の販売価格はホルダーが 500 前後、リフィルが 100 円前後で文房具店で販売されている。
ノック式の「スタイルフィット」は 140 前後で購入することができる。
3-2.「スタイルフィット」の満足点
「スタイルフィット」の満足点としては「ペンのデザイン」と「豊富なカラーバリエーション」の 2 点が挙げられる。
1 つ目の満足点はペンのデザインは、一般的なボールペンと違い太くなく、ペンの色によってノックの色も合わせられているので一目でどの色か把握しやすい。
ペン全体が詰め替え芯(リフィル)より一回りほどの太さしかないため、ペンケースや胸ポケットに入れても場所を取らないのが良い。
次に 2 つ目の満足点としてはスタイルフィットに用意されているカラーバリエーションの多さである。
上図は店頭でスタイルフィットが販売されている様子であるが、青系や緑系など色の系統によって絵具のようにさまざまな色が用意されているので資料等に書き込む際に微妙の濃淡を出すことができる。
3-3.「スタイルフィット」の不満点
「スタイルフィット」の不満点としては、ゲルインクボールペンのためインクが水性となっているので紙面が薄かったり、吸水性のある新聞紙に記載すると若干裏面にも滲む点である。
A4 のコピー用紙やノートでは裏面への写りを気にする必要はないが、ペン先を長く付けていると染みるので注意したほうがよい。
3-4.「スタイルフィット」の総評
「スタイルフィット」の総評としては、ゲルインクボールペンの特性を知った上で利用すればカラーバリエーションが多いので資料をカラフルまたは見やすく手を加えることができる。
インクがゲル状とはいえ特性は水性のため裏面への写りは若干気になるが、書き出し時にかすれることがないのと、すぐに乾くので書いている途中に手につくことが無いのがよい。
また、ペン先のボール径が 0.28mm、0.38mm、0.5mm の三種類あり一般的なボールペンが 0.7mm から 1.0mm であるのを考えると細字のペンとなるが、手帳やメモをカラフルに利用する女性に向いているボールペンと言える。
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