神奈川県鎌倉市にある宝戒寺は、テレビドラマ「鎌倉殿の 13 人」の主人公の北条義時以来の歴代の屋敷地跡に建造された寺院で、1333 年の北条氏滅亡後その霊を弔うともに花の名所とも知られており、寺院のの概要とアクセス方法について紹介する。
1.宝戒寺とは
宝戒寺とは、神奈川県鎌倉市小町にある天台宗の寺院である。
テレビドラマ「鎌倉殿の 13 人」の主人公となる北条義時から始まる執権時代の屋敷跡となり、その後の鎌倉幕府の滅亡時に北条高時の慰霊のため宝戒寺が建造された。
現在は重要文化財、及び神奈川県指定文化財となっており四季を通じて花が咲き、特に 9 月には白いハギで埋め尽くされることで「萩の寺」とも知られている。
また、鎌倉三十三観音霊場と鎌倉二十四地蔵尊の霊場ともなっている。
2.宝戒寺へのアクセス
宝戒寺へのアクセスは、JR 横須賀線「鎌倉駅」東口より小町通りを北方向に進み徒歩約 13 分である。
鶴岡八幡宮の鳥居前の道路をそのまま東に歩き、突き当たったところに位置している。
車で訪問する際は横浜横須賀道路「朝比奈インター」から 20 分だが、宝戒寺専用駐車場はないため近隣の有料パーキングを利用する。
3.宝戒寺の営業時間
宝戒寺の営業時間(拝観時間)は 04 月から 09 月は 09:00 から 16:30、10 月から 03 月は 09:00 から 16:00 となっている。
休みは特に定まっていないが、行事や改装によって拝観できないことがある。
4.宝戒寺の料金
宝戒寺の拝観料金は、次の通りである。
- 大人(高校生以上):300円
- 中学生:200円
- 小学生:100円
5.宝戒寺の周辺施設
宝戒寺は鎌倉駅の徒歩圏内にあり、観光地の一角にある。
周辺にはグルメを堪能したり土産物屋が立ち並ぶ名所や多くの寺院に囲まれている。
5-1.グルメと土産物屋が立ち並ぶ通りを散策する
宝戒寺がある最寄り駅となる鎌倉駅からすぐ北側にはグルメと土産物屋が立ち並ぶ「小町通り」がある。
平日、休日問わず多くの観光客で賑わっている。
5-2.鎌倉の文化の起点となる境内を巡る
宝戒寺の目の前の道路沿いに西に進むと大きな鳥居とともに鶴岡八幡宮がある。
武家源氏、鎌倉武士の守護神が祀られており、鎌倉幕府の初代将軍、源頼朝ゆかりの神社である。
観光に訪れる人だけでなく、厄除けや七五三など神事も行われている。
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