[初回公開] 2013年08月05日
岡山県勝田郡奈義町にある町立の奈義町現代美術館では、定期的に開催される企画展やイベントの中に漫画「ナルト」とのコラボ展が開催され大人から子供も美術品に触れ合う機会を与えてくれる場所であり、その美術館の概要とアクセス方法について紹介する。
このページの目次
1.奈義町現代美術館とは
奈義町現代美術館とは、岡山県勝田郡奈義町にある町立の美術館である。
平成 06 年 04 月 25 日に開館し、通称として Nagi MOCA(ナギ・モカ)と呼ばれている。
美術館は、「太陽」、「月」そして「大地」と名付けられた 3 つの展示室から構成され、特に「太陽」の展示室は円柱状になっており屋外からも確認できる。
展示室内の写真撮影は可能となっているが、三脚やフラッシュを用いての撮影、及び自撮り棒の利用は控えるように案内されている。
企画展の撮影については展示ごとに異なるので職員に尋ねるとよい。
2.奈義町現代美術館へのアクセス
奈義町現代美術館へのアクセスは、公共機関と自家用車の両方で行くことができる。
場所は岡山県と鳥取県の中間地点となり、双方の市街地から国道を利用して約 90 分ほどで到着する。
最寄りのインターチェンジは津山 IC となり、車で 20 分、鳥取方面からは鳥取自動車を利用して智頭 IC で降りて 30 分ほどである。
公共機関を利用する場合は JR 津山駅から津山バスセンターで中鉄北部バス馬桑(まぐわ)・行方(ぎょうほう)行きに乗車し、
ナギテラス(奈義町役場)で下車する。
片道で約 30 分である。
3.奈義町現代美術館の営業時間
奈義町現代美術館の営業時間は 09:30 から 17:00 となり、入館は 16:30 までである。
休館日は月曜日だが、喫茶室は現在平日(火~金)のみの営業となっている。
4.奈義町現代美術館の料金
奈義町現代美術館の観覧料金は、次の通りである。
- 一般・大学生:700円
- 高校生:500円
- 中学・小学生:300円
20 名以上の団体で利用する場合は割引が適用される。
5.奈義町現代美術館が賑わう周辺施設
奈義町現代美術館の周辺では整備が進んでおり、特にイタリアンの飲食店は休日には多くの人で賑わっており、美術館の観覧以外にもレジャースポットが用意されている。
5-1.奈義町立図書館で知識を身に付ける
奈義町立図書館は美術館の 2F に併設されており、奈義町の歴史など参考文献が揃えられている。
利用者カードを作成すれば、貸出も可能となっている。
5-3.すぱーく奈義で雨天でも運動する
美術館の向かい側には屋内運動場として「すぱーく奈義」が用意されている。
すぱーく奈義は平成 04 年に屋内ゲートボール場として開設したが、それ以外にも各種イベント等の利用が可能となっている。
定休日は年末年始のみで、テニスなど一般利用は 1 時間あたり 300 円で高校生以下だと 150 円で利用できる。
5-4.ピッツェリア ラ・ジータで舌鼓を打つ
美術館の隣にはイタリアンの飲食店となる「ピッツェリア ラ・ジータ」が営業している。
ピザの本場であるナポリピッツァが食べることができ、パスタのメニューも用意されている。
休日は県外から大勢の人が訪れており、テイクアウトも可能である。
6.奈義町現代美術館の「ナルト」企画展
奈義町現代美術館では過去に漫画「ナルト」とコラボした企画展が開催された。
漫画「ナルト」の作者である岸本斉史氏が岡山県勝田郡奈義町の出身とあり、アニメーションができる過程やアフレコ台本などを展示された。
背景等の美術設定など奈義町を彷彿するものもあり、美術館入口ではグッズの販売も行われた。
関連記事
中国山脈がある島根県と広島県、そして鳥取県と岡山県の県境は良質な雪が降ることからいくつかのスキー場が営業しているが、その中で鳥取県日野郡日南町にある花見山スキー場は 2020 年 03 月をもって休止…
宇高国道フェリーは本州と四国を往来する交通機関として岡山県と香川県を結ぶ海路であったが、 2012 年 10 月の航行を最後に休止となったものの乗降するフェリー乗り場はそのまま残されており、現在の様子…
【夜景・絶景】瀬戸大橋と香川県が見渡せる鷲羽山展望台の行き方と営業時間
本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の岡山県側には瀬戸内海と香川県が見渡せる絶景スポットとして鷲羽山展望台があり、休日はもちろん平日の日中や瀬戸大橋がライトアップされる夜間も人が訪れる場所で、その鷲羽山…