再生時間が長い動画を YouTube にアップする方法


[初回公開] 2022年01月21日

YouTube に動画をアップロードすると「動画が長すぎます」と表示されて処理が止まりアップロードできないことがあるが、アップロードできるように動画の長さをカットしたり、分割することなく、設定変更で再生時間の長い動画をアップロードできるようにする方法を紹介する。

再生時間が長い動画を YouTube にアップする方法

1.YouTube で「動画が長すぎます」と表示される様子

YouTube で動画アップロードして「動画が長すぎます」と表示される様子としては、下図のように画像をアップロードウィンドウにドロップして処理を示す画面で処理中のまま止まってしまう。

アップロードが処理中のまま止まる様子


ウィンドウのリンク「閉じる」を押してから動画の一覧画面を表示すると「処理を中止しました」「動画が長すぎます」と表示され、アップロードした動画の再生時間が長いことが原因であると確認できる。

「動画が長すぎます」が表示される様子

2.一般的に動作の再生時間を短縮する手法

一般的に動画の再生時間を短縮する手法としては、動画の不要なシーンをカットしたり、1 本の動画を前編と後編に分けるなど分割して、1 本あたりの再生時間を短くする。

また、撮影した動画時間よりも倍速、いわゆる早送りの状態で動画を編集することで再生時間を短くすることができる。

2-1.不要なシーンをカット(トリミング)する

動画の不要なシーンをカット(トリミング)するためには、動画の編集ソフトで行うことができる。
撮影した動画の冒頭や末尾の本編には関係無いシーンや、本編内でも不要な箇所をカットすることで全体の再生時間を短縮が可能である。

2-2.動画を分割する

動画を分割するためには、動画の編集ソフトで行うことができる。
単純の 1 本の動画を前編と後編など複数の動画に分けるだけなので、任意の時間やシーンでカットするだけでよい。

2-3.再生速度を倍速にする

再生速度を倍速にするためには、動画の編集ソフトで行うことができる。
動画全体、もしくは特定のシーンだけを通常再生速度ではなく、0.25 倍から 2 倍程度に再生速度を上げて早送りの状態にすることで、1 本の動画全体の再生時間を短縮させることが可能である。

3.再生時間の長い動画を YouTube にアップロードする方法

再生時間が長い動画を YouTube にアップロードできない原因は、下図のようにヘルプの画面に記載されている。
ヘルプにはデフォルトでは 15 分までとなっている点と、アカウントの確認を行うことで 15 分以上の動画がアップロードできることが掲載されている。

動画の再生時間の長さの上限を引き上げる方法


再生時間が長い動画をアップロードするためにまず、上図のヘルプ内の URL をクリックするか、https://www.youtube.com/verify にブラウザでアクセスする。

アクセスすると下図の SMS または電話の自動音声メッセージで本人確認する画面が表示される。
今回はショートメッセージが利用できる携帯電話を利用することとし、「SMS で受け取る」にチェックして SMS を受け取る電話番号を入力してボタン「コードを取得」をタップする。

電話による確認(ステップ 1/2)

ボタン「コードを取得」をタップして数秒以内に入力した電話番号にショートメッセージが届くため、そのメッセージに記載されている 6 桁の数値をステップ 2/2 の画面に入力し、ボタン「送信」をタップする。

電話による確認(ステップ 2/2)


電話番号を利用したアカウントの確認が完了すると下図の完了画面が表示され、以後は 15 分以上の長い動画でも YouTube にアップロードできるようになる。

本人確認完了画面

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