[初回公開] 2021年11月14日
YouTube はアップロードされた動画を見るサービスであるが、再生回数に応じて収益化することができるので芸能人や一般人など多くの人が手軽に動画配信するツールとして利用されており、実際に YouTube へ動画をアップロードする方法とアップロード中に「HD バージョンを処理しています」出た場合の対応について紹介する。
このページの目次
1.YouTube に動画をアップロードする方法
YouTube に動画をアップロードする方法としては、撮影したり、作成したアニメーション動画などアップロードしたいファイルを用意してからインターネットに接続できるパソコンやスマホから行うことができる。
アップロードに際してはブラウザまたはアプリを利用し、パソコンでアップロードする流れが次の通りである。
1-1.YouTube にログインする
YouTube に動画をアップロードするためには、まず YouTube にログインしなければならないため、画面の右上にあるボタン「ログイン」をクリックする。
ログインに必要な情報はメールアドレスを利用した Google アカウントを予め取得しておく必要がある。
ログインが完了すると通常の YouTube 利用時と変わりなく動画の一覧や検索入力欄が表示されるが、左側に表示されるメニュー項目が変わるとともに、右上のボタン「ログイン」があった箇所に自身のアバター画像やイニシャルが表示されるようになる。
1-2.YouTube クリエイターツールを表示する
YouTube にログインできれば、画面左側のメニューまたは左上にあるハンバーガーメニューをクリックして表示されるメニュー欄よりリンク「自分の動画」をクリックする。
リンク「自分の動画」をクリックすると「チャンネルのコンテンツ」の画面が表示される。
一般的には「YouTube クリエイターツール」と呼ばれており、自身がアップロードした動画の管理を行う管理画面となっている。
1-3.動画をドラッグしてアップロードする
YouTube クリエイターツールが表示されれば、下図のように画面の右上にあるボタン「作成」をクリックして YouTube に動画をアップロードする。
ボタン「作成」をクリックするとその下に「動画をアップロード」と「ライブ配信を開始」の選択肢が表示される。
今回は動画をアップロードして一般公開するので、リンク「動画をアップロード」を選択する。
リンク「動画をアップロード」をクリックすると画面上に大きくアップロードするウィンドウが表示される。
この枠内にアップロードする動画をマウス操作でドラッグして放り込むか、ボタン「ファイルを選択」をクリックして対象の動画を選択するとアップロードが開始される。
動画をドラッグするとすぐにアップロードが開始され、アップロードが完了するまでの間に次の動画のタイトルやサムネイルなど設定を行う画面に切り替わる。
1-4.動画のタイトルと説明を入力する
動画をアップロードして待っている間、YouTube の一般公開される画面に表示する動画の情報を登録する。
まずはタイトルと説明文を入力する入力欄が下図のように表示される。
動画のタイトルと説明文を入力した後は画面右下のボタン「次へ」をクリックする。
尚、タイトルと説明文は公開した後でも編集することが可能になっている。
1-5.動画のサムネイルと再生リストの設定する
次いで、YouTube の動画が一覧で表示された時に一目を引くようにサムネイルと再生リストを登録することができる。
サムネイルと再生リストは特に設定する必要はなく、サムネイルが無い場合は動画の冒頭部分が YouTube の一覧画面に表示される。
サムネイルは動画内に映像として登場する必要は無く、自由に画像を用意することができる。
注意点としてはファイルサイズは 2MB 以内に収める必要がある。
また、再生リストがあると他にアップロードした動画を引き続き視聴してもらえる可能性があるため、アップロードした動画に関連する動画と紐付けておくとよい。
動画のサムネイルと再生リストの設定が終えれば画面右下のボタン「次へ」をクリックする。
1-6.動画の対象視聴者を設定する
続いて、アップロードした動画の視聴対象者が子供向けか、子供向け以外かを申告する。
子供向けの場合は特別に申告する必要があるため、ほとんどの場合は「いいえ、子ども向けではありません」を選択する。
視聴者の設定で「はい」か「いいえ」のどちらかにチェックを入れれば、画面右下のボタン「次へ」をクリックする。
1-7.動画の字幕を追加する
最後に、動画の再生オプション機能として用意されている字幕及び、動画の終了時に表示する内容を設定する。
特に字幕と動画終了時の処理を入れる必要が無ければ、そのまま画面右下の「次へ」をクリックする。
もし字幕または動画終了時の処理を入れる場合は、表示される画面の指示に沿ってデータを入力するなどを行う。
1-8.動画のチェックを行う
以上で YouTube の画面に表示する設定は終了となり、自動的にアップロードした動画に著作権などの問題が無いかチェックが行われる。
動画のチェックは画面右下のボタン「次へ」をクリックするだけでよく、クリック後は YouTube のシステム側で自動的に処理が実行される。
1-9.動画の公開設定を行う
最後に、動画のアップロード及び著作権の自動チェックが終了した時点で、アップロードした動画を一般公開するのか、まだ非公開のままとするのかを設定する。
公開設定は「非公開」「限定公開」「公開」の 3 種類から選択し、選択後は画面右下のボタン「保存」をクリックすると動画のアップロードと設定が終了となる。
ここまでで公開する動画の設定は終了となり、ファイルのアップロードと自動チェックが終わるまでは下図のように「動画をアップロードしています」が表示される。
動作の進捗はウィンドウ最下部に「アップロード中」などメッセージ表示により確認することができる。
1-10.アップロードの完了
動画のアップロードと著作権の自動チェックが終了すると下図のように「動画を処理しています」が表示される。
事前に設定した公開条件で「公開」を選択していれば、この画面が表示された時点で YouTube で再生できる状態となる。
また、検索や関連する動画一覧でアップロードした動画も表示されるようになる。
もし動画を公開したものの、動画を一時的に非表示にしたい時や、タイトルと説明を変更したい場合は YouTube クリエイターツールでアップロード済みの動画一覧画面で編集したい動画をクリックすると状態を変更することができる。
2.「HD バージョンを処理しています」が表示された時の対応方法
動画をアップロードして著作権の自動チェックを終えても、稀に「HD バージョンを処理しています」と表示されたままで次に進まないことがある。
これはアップロードした動画が高解像度再生に対応している場合に YouTube 側で高解像バージョン(HD バージョン)の動画を作成している状態を示しており、動画によっては数日かかることもある。
「HD バージョンを処理しています」が表示されたままの場合は処理が終了するまでただ待つのみとなる。
このとき、標準解像度となる SD バージョンの動画はアップロードが完了して YouTube 上で再生できる状態となっているので、YouTube クリエイターツールは閉じても問題無い。
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