Excelで非表示行を簡単に削除する方法|マクロで作業時間を短縮 – Office ソフトの使い方(72)


[初回公開] 2025年11月29日

Excel で作業していると、不要な行を非表示にして作業することがあります。しかし、非表示にしたまま行を削除したい場合、通常の操作では手間がかかります。本記事では、非表示行を表示せずに削除する簡単な方法を解説します。マクロを使った手順も紹介するので、初心者でも短時間で安全に不要行を削除することが可能です。これにより、作業効率を大幅に向上させることができます。

Excelで非表示行を簡単に削除する方法|マクロで作業時間を短縮 - Office ソフトの使い方(72)

1.Excel で非表示にした行を削除する手間

Excel で非表示行を削除しようとすると、通常は一度表示させる必要があります。
大量のデータがある場合、行を表示してから削除する作業は非常に手間がかかります。

Excel で非表示にした行を削除する手間


また、誤って必要な行まで削除してしまうリスクもあります。
非表示の機能はデータを残しつつも見やすさを重視させて便利ですが、いざ不要になったときの操作は手間がかかります。

2.Excel で非表示にした行を削除する方法

非表示行を効率的に削除するには、マクロを活用する方法が最も簡単です。
マクロを使うと、非表示になっている行だけを選んで削除でき、表示行を誤って削除する心配もありません。
本章では、非表示行を削除する手順をステップごとに詳しく解説します。

2-1.非表示にする前の Excel を用意する

非表示行を削除する前に、作業する Excel ファイルを用意します。
元データを必ずバックアップしておくことで、万が一操作ミスがあっても安全に復元できます。
また、マクロを使う場合はセキュリティ設定が有効になっているかも確認しておくとスムーズに作業が進みます。

非表示にする前の Excel を用意する

今回は上図のように見出し行を除いて 8 レコードある表のデータを用意しました。

2-2.不要な行を非表示にする

削除したい行を事前に非表示にしておきます。
行番号を右クリックして「非表示」を選択するだけで、不要行を隠すことができます。
この作業により、マクロ実行時に非表示行だけを特定して削除することが可能になります。

不要な行を非表示にする

2-3.マクロを埋め込む

非表示行を削除するためのマクロを Excel に埋め込みます。
VBA エディタを開き、専用のコードを入力することで、非表示行を自動で検出し削除する処理を作成できます。
マクロは一度登録すれば、何度でも繰り返し使用可能です。

Sub DeleteHiddenRows()
    Dim r As Range
    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ActiveSheet
    
    ' 最後の行から上に向かって削除
    For i = ws.UsedRange.Rows.Count To 1 Step -1
        If ws.Rows(i).Hidden = True Then
            ws.Rows(i).Delete
        End If
    Next i
End Sub
マクロを埋め込む


マクロは開いている Excel ファイル名を右クリックして「挿入 → 標準モジュール」を選択してください。

2-4.マクロを実行する

マクロを実行すると、非表示になっている行だけが自動的に削除されます。
表示されている行には影響を与えないため、データを壊す心配がありません。

マクロを実行する

作業時間を大幅に短縮できるため、大量のデータを扱う場合でも効率的です。

2-5.非表示の行が無くなったことを確認する

マクロを実行後、非表示の行が削除されていることを確認します。
行番号が連続しているか、削除したはずの行が存在しないかをチェックするだけで OK です。

非表示の行が無くなったことを確認する

問題がなければ、そのまま作業を続けることができます。

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3.Excel で非表示にした行を削除する方法のまとめ

非表示行を表示せずに削除するには、マクロを使う方法が最も簡単で効率的です。
事前に不要行を非表示にし、マクロを実行するだけで、誤操作なく不要行を削除できます。
大量のデータでも短時間で処理でき、作業の手間を大幅に減らせます。
初心者でも手順を守れば安心して作業できるため、ぜひ活用してください。

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