[初回公開] 2026年01月09日
ブログを運営していると、どうしても「まったくアクセスが無いページ」が生まれてしまいます。実はこのようなページを放置することは、SEOの観点では必ずしも良い状態とは言えません。検索エンジンはサイト全体の品質も評価するため、不要なページが多いと評価を下げる要因になることもあります。本記事では、アクセスが無いページを削除することで得られるSEO上のメリットと、GA4やSearch Consoleを使った具体的な抽出・確認手順を解説します。

このページの目次
1.アクセスが無いページを削除するSEOに対するメリット
アクセスが無いページを削除する最大のメリットは、サイト全体の品質向上です。
検索エンジンはクロールやインデックスのリソースを限られた範囲で使うため、不要なページが多いと重要なページの評価が分散します。

アクセスが無いページを整理することで、クロール効率が改善され、評価してほしいページに検索エンジンの注目を集めやすくなります。
また、低品質ページの削除は「サイト全体の専門性・信頼性」を高める効果もあり、結果的に検索順位の底上げにつながる可能性があります。
2.Google アナリティクス 4 (GA4) での抽出手順
GA4 を使えば、アクセスがほぼ無いページを効率よく洗い出すことができます。
ポイントは、十分な期間を指定し、表示回数が極端に少ないページを一覧化することです。
GA4 は初期状態では行数が少なく、並び替えもされていないため、そのままでは判断しづらいことがあります。
以下の手順で設定を調整し、削除候補となるページを正確に抽出していきましょう。
2-1.[ページとスクリーン] を開く
GA4 にログインしたら、左メニューの「レポート」から「エンゲージメント」を選択し、「ページとスクリーン」を開きます。
![[ページとスクリーン] を開く](/img/2026/01/09/02.jpg)
この画面では、ページ単位での表示回数やユーザー数を確認できます。
まずはここを起点に、どのURLがどれだけ閲覧されているかを一覧で把握できる状態にします。
2-2.右上の期間設定を変更する
画面右上の期間設定を変更し、最低でも過去3か月、可能であれば6か月~1年を指定します。
期間が短すぎると、一時的にアクセスが無かっただけのページも含まれてしまうため注意が必要です。
長めの期間で確認することで、「本当にアクセスが無いページ」を見極めやすくなります。

2-3.行数を増やす
初期状態では表示行数が少ないため、画面下部の行数設定を変更して、できるだけ多くのページを表示します。
行数を増やすことで、普段目に入らないアクセス極小ページも確認できるようになります。
特に記事数が多いサイトでは、この設定が非常に重要です。
2-4.「表示回数」を昇順にする
表の「表示回数」をクリックし、昇順に並び替えます。
これにより、表示回数が0または極端に少ないページが上位に表示されます。

この一覧が、削除や統合を検討すべきページ候補になります。
すぐに削除せず、次の Search Console での確認と合わせて判断しましょう。
2-5.ファイルをダウンロードする
右上の共有アイコンからデータを CSV などでダウンロードします。
ファイルとして保存しておくことで、削除前後の比較や、後日の見直しが容易になります。

また、Search Console のデータと突き合わせる際にも便利です。
3.Search Console での裏付け確認
GA4 で抽出したページは、Search Console でも必ず裏付け確認を行います。
GA4 はユーザー行動、Search Console は検索結果上での評価を確認できるため、両方を見ることで判断精度が上がります。
Search Console で表示回数やクリック数がほぼ無いページは、SEO 上の価値が低い可能性が高いと言えます。
3-1.[ページ] タブを開く
Search Console にログインし、「検索パフォーマンス」内の「ページ」タブを開きます。
ここでは、検索結果に表示されたページごとのデータを確認できます。URL 単位での評価を見るための重要な画面です。
![[ページ] タブを開く](/img/2026/01/09/06.jpg)
3-2.期間を設定
GA4 と同じ期間、もしくはそれ以上の期間を設定します。
期間を揃えることで、データのズレを防ぎ、正確な比較が可能になります。
短期間だけの数値で判断しないことがポイントです。
3-3.[クリック数] をクリックして昇順にする
「クリック数」をクリックして昇順に並び替えます。
クリックがほぼ無いページは、検索結果で表示されていてもユーザーに選ばれていない可能性があります。
GA4 で抽出したページと照らし合わせながら確認しましょう。
3-4.表示回数が少ないページを確認
クリック数だけでなく、表示回数も確認します。
表示回数自体が極端に少ないページは、検索エンジンからほとんど評価されていない状態です。
このようなページは、削除・統合・リライトの優先候補となります。
4.アクセスが無いページを抽出するまとめ
アクセスが無いページの整理は、単なる削除作業ではなく、サイト全体の SEO を強化する重要な施策です。
GA4 で実際の閲覧状況を確認し、Search Console で検索評価を裏付けることで、判断ミスを防げます。
不要なページを減らし、本当に評価してほしい記事にリソースを集中させることが、長期的な検索順位向上につながります。
定期的な見直しを習慣化することが重要です。








