[初回公開] 2025年07月27日
最近、PDF や Word ファイルを開こうとしたときに「HP Sure Click」経由で開かれ、印刷ボタンが使えない、編集ができないといったトラブルに遭遇していませんか?その原因は、HP 製のパソコンにプリインストールされている「HP Wolf Security」が原因かもしれません。この記事では、HP Wolf Security の概要と、その解除方法を画像付きでわかりやすく解説します。印刷できない、編集できないとお困りの方はぜひ参考にしてください。

このページの目次
1.PDF や Word が「HP Sure Click」と出て印刷できない
PDF や Word ファイルを開いたときに、通常のアプリではなく「HP Sure Click」という見慣れないウィンドウで開かれることがあります。
この状態では、印刷ができなかったり、編集機能が制限されたりすることがあります。

特に業務でのファイル利用時には大きな支障になります。
原因はセキュリティソフト「HP Wolf Security」がファイルを保護していることです。

2.PDF や Word にオオカミのマークがついているか確認する
ファイルのアイコンに「オオカミの顔」のマークが付いている場合、それは HP Wolf Security によって保護されていることを示しています。
このマークがついたファイルは仮想環境内で実行され、通常のアプリとは異なる制限がかかるため、印刷や編集ができません。
解除の第一歩として、このオオカミマークの有無を確認しましょう。
3.HP Wolf Security とは
HP Wolf Security は、H Pが提供する高度なエンドポイントセキュリティソリューションです。
特に企業向けに設計されており、不審なファイルやリンクを仮想環境で開くことで、ウイルス感染や情報漏えいを防ぐことが目的です。

便利な一方で、正規のファイルまで制限してしまうケースがあるため、必要に応じて手動で解除することが求められます。
4.HP Wolf Security の特徴は?
HP Wolf Security(特にHP Sure Clickなど)は、次のような「隔離型の防御(アイソレーション)」が特徴です。
- 未知のファイルやリンクを仮想環境で実行する:たとえば、添付のWordファイルを開くと、HP独自の仮想マシン内で動作し、マルウェアがあってもPC本体に影響しません。
- ウイルスを検出するのではなく、そもそもPCに侵入させない思想:ウイルスがいたとしても、仮想空間内から外には出られない設計。
- ログと分析で脅威の痕跡を検出することもある:感染の兆候があれば、管理者に通知されるなど、企業用途に強い。
| 項目 | 従来のウイルス対策 | HP Wolf Security(Sure Click等) |
|---|---|---|
| 主な機能 | ウイルスの検知・駆除 | ファイル・Webの仮想隔離 |
| 方式 | シグネチャベース or AI | アイソレーション(隔離) |
| 感染を完全に防げる? | 感染後に検知 | そもそも感染させない設計 |
| ビジネス用途に強い? | 一般的 | 特に企業PC向けに最適化 |
5.HP Wolf Security を解除する方法
HP Wolf Security によるファイル保護は、簡単な操作で解除できます。
ここでは PDF や Word ファイルを例に、具体的な解除手順を紹介します。
5-1.オオカミマークがついたファイルを右クリックする
まず、解除したいファイルを見つけてください。
ファイル名の横にオオカミマークが表示されていれば、それが保護中のサインです。
該当ファイルを右クリックすると、専用メニューが表示されます。
5-2.「保護の解除」をクリックする
右クリックメニューの中にある「保護の解除(Revert to Original)」を選択します。
これにより、ファイルがHP Wolf Securityの仮想環境から通常の状態に戻され、印刷や編集が可能になります。

操作後、マークが消えたことを確認してください。
6.まとめ
HP Wolf Security は、強力なセキュリティツールである一方で、業務や日常使用で支障をきたすケースもあります。
PDF や Word ファイルにオオカミマークが付いていて印刷できない場合は、右クリックして「保護の解除」を行いましょう。
簡単な操作で通常どおりの利用が可能になります。
この記事が同じ悩みを抱える方の助けになれば幸いです。









