[初回公開] 2026年02月11日
スマホを手に取るだけでロック画面や時計が自動的に点灯する——最近のスマートフォンに搭載されている「持ち上げて点灯」機能は、操作不要で時間を確認できる便利な仕組みです。しかし、意図せず頻繁に画面が点灯することで、バッテリー消費が増えてしまうケースもあります。本記事では、この機能の仕組みやメリット・デメリット、そしてオフにする方法まで詳しく紹介します。

このページの目次
1.スマホを持ち上げると時計やロック画面が表示される
多くのスマートフォンには、本体を持ち上げるだけでロック画面が自動点灯する「持ち上げて点灯(Lift to Wake)」と呼ばれる機能が搭載されています。
この機能は、スマホを触るだけで時間や通知を確認できるため、電源ボタンを押す手間を省けるのが大きな魅力です。

ポケットから取り出した瞬間に時刻をチェックできるため、利便性は非常に高いといえます。
一方で、無意識に点灯してしまうこともあり、使い方によってはメリットとデメリットの両面を持つ機能です。
2.どうした持ち上げると表示されるのか
スマホが持ち上げられたことを察知する仕組みには、加速度センサーやジャイロセンサーなど、端末に内蔵された複数のセンサーが関係しています。
この機能は一般的に 「Ambient Display」「Lift to Wake」「Raise to Wake」 などと呼ばれます。
スマホは動きの向きや角度、速度を細かく判断し、「持ち上げた」と特定できた瞬間に画面点灯を行います。
さらに近年の機種では、AI が端末の動かし方や使用シーンを学習し、誤作動を減らす工夫も進んでいます。
このセンサー技術により、ユーザーは電源ボタンに触れなくてもスムーズに画面を確認できるのです。
3.カバンやポケットにいれているとバッテリーが減るデメリット
「持ち上げて点灯」機能は便利な反面、意図しない場面で頻繁に画面が点灯してしまうことがあります。
例えば、ポケットやバッグの中で揺れたり傾いたりするだけで「持ち上げた」と判断され、画面が点灯してしまうケースがあります。
これが続くと一日のバッテリー消費が増え、気づいたら電池残量が大きく減っていた、という事態も起こり得ます。
特に画面点灯はスマホの中でも消費電力が大きいため、使用環境によってはデメリットに感じる人も少なくありません。
4.持ち上げて表示されるのを無効化する方法
この機能はほとんどのスマートフォンでオン・オフを自由に切り替えることができます。
設定アプリから数ステップで操作でき、バッテリーの節約や誤作動の防止につながります。
普段から電池持ちに悩んでいる人や、カバンの中で勝手に画面が点灯してしまうのが気になる人は、一度オフにしてみる価値があります。
設定変更後は、従来通り電源ボタンで画面を点灯させる操作へ切り替わります。
4-1.スマホの「設定」を開く
まずはスマホのホーム画面から「設定」アプリを開きます。
iPhone・Android どちらでもここからすべての設定が行えます。

設定項目は機種によって多少異なりますが、一般的には画面や操作に関連するセクションに「持ち上げて点灯」機能が含まれています。
4-2.「ディスプレイ」を選択
次に「ディスプレイ」または「画面表示」といった項目を選択します。
このカテゴリには、画面の明るさ、スリープ時間、ダークモードなどの設定と並んで、画面点灯の条件に関する設定がまとめられています。

上の図では「ロック画面」をタップします。
持ち上げた際の動作を調整したい場合は、この項目の中を確認しましょう。
4-3.「Ambient Display / Lift to Wake / 画面の持ち上げ点灯」などを選択
画面関連の設定の中に、「Ambient Display」「Lift to Wake」「持ち上げてスリープ解除」「画面の持ち上げ点灯」など名称が異なる項目があります。

これは各メーカーによって表現が違いますが、どれも「持ち上げると画面が点灯する機能」に該当するものです。
この項目をタップして詳細を開きます。
4-4.機能をオフにする
詳細画面にはオン・オフの切り替えスイッチがあり、ここで機能を無効化できます。
オフにした瞬間から、スマホを持ち上げても画面は点灯しなくなり、電源ボタン操作が必要になります。

上図では「アンビエント表示のタイミング」をタップします。
アンビエント表示のタイミングの設定画面が表示されれば、「OFF」を選択することでスマホを持ちあげても画面点灯しなくなります。

アンビエントの設定は同じメーカーでも機種や型番によって設定できる場所が異なるので、実際にスマホの操作に慣れた人でも探すのに苦労します。
持ち上げて点灯する以上はオフにする設定もあるので、項目を一つずつタップして探してみましょう。
5.持ち上げ表示機能の搭載状況
近年の多くのスマートフォンでは、「持ち上げて点灯」機能が標準搭載されています。
iPhoneでは Face ID 以降のモデル、Android では Pixel・Galaxy・Xperia など主要メーカーの多数の機種が採用しています。
一部の格安モデルでは搭載されていない場合もありますが、ミドルレンジ以上のスマホではほぼ標準機能となっています。
また、OSアップデートにより機能が追加されることもあるため、古い端末でも後から使えるようになる可能性があります。
- ◎ 標準搭載されやすい機種
- Pixel シリーズ(Google純正Android)
- Samsung Galaxy シリーズ
- OnePlus、Xperia の一部モデル
- ✖ 搭載されない場合
- 安価な端末やエントリーモデルでは非搭載のことが多い
- OSが古い(Android 6以前など)の端末
- メーカーが独自UIを使っている端末でも省略されることがある
6.スマホの持ち上げ表示のまとめ
「持ち上げて点灯」機能は、電源ボタンに触れずに時間や通知を素早く確認できる便利な機能です。
しかし、誤作動やバッテリー消費といったデメリットもあるため、使い方に合わせてオン・オフを切り替えることが大切です。
設定から簡単に無効化できるので、電池持ちを改善したい人やカバンの中で勝手に点灯してしまうのが気になる人は一度見直してみましょう。
自分の利用スタイルに合わせて最適な設定を見つけることで、スマホをより快適に使えるようになります。








