テレビ・レコーダーのリモコンが反応しない原因と対処法|電池交換しても効かない時の解決策


[初回公開] 2021年09月28日

テレビや番組録画を行うレコーダーのリモコンを利用し続けていると、ボタンを押しても反応しなくなることがあります。電池を交換しても改善しない場合、購入した家電量販店でリモコンのみを修理するか、純正品を再購入する必要がありますが、本記事では安価ですぐに利用できる対応方法を紹介します。

テレビ・レコーダーのリモコンが反応しない原因と対処法|電池交換しても効かない時の解決策

1.故障と判断する前に知っておきたいリモコントラブルの実情

エンジニアとして家庭や職場の機器トラブルに対応していると、「リモコンが壊れた」と思われて持ち込まれるものの、多くは完全な故障ではないケースが目立ちます。
電池切れ以外にも、内部に入り込んだホコリや皮脂、長年の使用による接点の劣化など、構造上避けられない要因で反応が鈍くなることが少なくありません。

リモコンが反応せず困っている様子


メーカー公式サイトでは交換や修理が前提で案内されることが多い一方、実際の現場では簡単な確認や清掃で復旧する例も多くあります。
故障と決めつける前に実情を理解しておくことで、無駄な出費や買い替えを避ける判断がしやすくなります。

2.テレビやレコーダーのリモコンが故障する原因

テレビや番組を録画するレコーダーのリモコンが故障する原因には、踏んだり曲げたり、液体をこぼしたといった物理的な損傷のほか、電子回路の不調や金属部分の劣化があります。そのため、電池を交換しても利用できなくなる場合があります。

電子回路の不調は、リモコンを丁寧に使用していても内部にホコリが入り込み、回路上に蓄積して通電を妨げることで発生します。

また、電池を長期間交換せずに使用していると、電池内部の電解液が結晶化して金属端子を劣化させ、必要な電力がリモコン本体に供給されなくなり、反応しなくなることがあります。

3.リモコンが故障したか確認する方法

リモコンのボタンを押しても反応しない場合、すぐに故障と判断する前に確認しておきたいポイントがあります。主に「電池残量」「接触不良」「受信側の問題」の3点です。

3-1.電池を入れ替える

最も多い原因は電池の残量不足です。ボタンを押すと赤外線が送信されますが、電池の残量が少ないと出力が弱まり、反応しなくなります。

残量不足の場合、数回押すと反応するなど徐々に動作が鈍くなるのが特徴です。反応が悪くなったと感じたら、まず新しい電池に交換して改善するか確認してください。

3-2.軽く叩いてみる

長年使用していると、内部にホコリが溜まったり、回路とボタンのラバー部分がずれて反応が悪くなることがあります。その場合は、リモコンを手のひらで軽く数回叩き、振動を与えて改善するか試してみてください。



3-3.テレビやレコーダーを掃除する

リモコンではなく、テレビやレコーダー側の受信部に問題がある場合もあります。赤外線受信部に汚れや遮蔽物があると正常に受信できないため、周囲を清掃して改善するか確認してください。

3-4.赤外線発光部をスマートフォンのカメラで確認する

リモコンが故障したか判断が難しい場合は、赤外線が発信されているかを簡易的に確認する方法があります。
スマートフォンのカメラを起動し、リモコンの先端(赤外線発光部)を映した状態でボタンを押すと、正常であれば白や紫色の光が画面上に映ります。

この光が確認できない場合は、リモコン側の電子的な故障の可能性が高く、修理や買い替えを検討する判断材料になります。逆に光が出ている場合は、受信側や設置環境に問題がある可能性が高く、切り分けに役立つ方法です。

4.テレビやレコーダーのリモコンが故障した場合の対応方法

リモコンが故障した場合の対応方法は、「修理」または「買い替え」が基本です。家電量販店に依頼する方法のほか、自分で修理する選択肢もあります。

4-1.故障したリモコンを家電量販店で修理する

電池を交換しても反応しない場合は、家電量販店に持ち込んで修理を依頼します。ただし、近年はリモコン単体の修理を行っていないメーカーも多く、代替品の購入を勧められることが一般的です。

同型の純正リモコンを取り寄せる場合、入手までに2週間ほどかかり、費用も数千円程度になることがあります。

4-2.リモコンを自分で修理する

物理的な損傷がない場合は、分解して自分で修理できることもあります。必ず復旧するとは限りませんが、ホコリが原因であれば改善する可能性があります。

分解する際は背面のネジを外し、ツメで固定されている部分をマイナスドライバーなどで慎重に開けます。多少のキズやツメ破損が発生する点には注意が必要です。

分解後は、シリコン製のボタン部分を水洗いし、電子回路は乾いた布で拭くか、エアダスターでゴミを除去すると反応が改善する場合があります。

4-3.汎用リモコンを購入する

純正品にこだわらない場合は、多くのメーカーに対応した汎用リモコンを使用する方法があります。家電量販店やインターネットで手軽に購入できます。

シャープ純正の汎用リモコンのパッケージ


対応機種は幅広く、2010年頃のレコーダーにも対応している製品があります。購入前にパッケージ裏面で対応機種を確認すると安心です。

価格は3,500円前後で、電池を入れるだけですぐに使えるのが特徴ですが、メーカー独自の一部機能が使えない場合もあるため、必要なボタンがあるか事前に確認してください。

4-4.スマートフォンをリモコン代わりに利用する

最近のテレビやレコーダーは、Wi-Fi 接続を前提とした専用アプリに対応している機種が多く、スマートフォンをリモコン代わりに利用できる場合があります。
メーカー公式アプリをインストールし、テレビやレコーダーと同じネットワークに接続することで、チャンネル操作や録画予約など基本操作が可能になります。

物理的なリモコンが完全に使えなくなった場合でも、アプリで操作できればすぐに視聴や設定変更が行えるため、代替手段として有効です。
ただし、初期設定時にリモコン操作が必要な機種もあるため、事前に対応状況を確認しておく必要があります。

5.テレビ・レコーダーのリモコンが反応しないまとめ

リモコンが反応しなくなった場合でも、すぐに買い替える必要はありません。電池交換や簡単な確認、清掃を行うことで改善するケースも多くあります。

修理が難しい場合でも、汎用リモコンを利用すれば手軽かつ安価に問題を解決できます。状況に応じた最適な方法を選び、快適なテレビ視聴環境を取り戻しましょう。

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