Excelでチェックボックスを配置してチェック済みの数をカウントする方法 – Office ソフトの使い方(69)


[初回公開] 2025年10月01日

Excel でタスク管理やチェックリストを作成する際に便利な「チェックボックス」。この記事では、Excel のセルにチェックボックスを配置し、チェックされた数だけを自動でカウントする方法を初心者にもわかりやすく解説します。チェックボックスの基本から、セルとの連動、非表示のテクニックまで、手順を丁寧に解説しているので、日常業務やプロジェクト管理にぜひご活用ください。

Excelでチェックボックスを配置してチェック済みの数をカウントする方法 - Office ソフトの使い方(69)

1.Excel のチェックボックスとは

Excel のチェックボックスは、セルの上に配置できるインタラクティブなコントロールです。
主に ToDo リストや進捗管理などで活用され、ユーザーがクリックすることで「オン(チェック)」または「オフ(未チェック)」の状態を切り替えられます。

Excel のチェックボックスとは


チェックボックス自体には値は存在せず、連携させたセルに TRUE/FALSE の状態が表示される仕組みです。
これを使うことで、視覚的に使いやすく、かつ集計や自動化にもつなげやすいシートを作成できます。

2.チェックボックスを配置してできること

チェックボックスを Excel に配置すると、ただの見た目だけでなく、実際にデータと連携した操作が可能になります。
たとえば、チェック済みの項目を数える、チェックされた行を色付けする、完了タスクのみを抽出する、といった高度な使い方も可能です。

業務日報、アンケート集計、在庫チェックリストなど、あらゆるビジネスシーンでの活用が期待できます。
基本操作さえ覚えれば、非エンジニアでも簡単に動的なシートが作れます。

3.Excel のセルにチェックボックスを配置してチェックされた数量をカウントする方法

この章では、チェックボックスを使ってチェックされた数量を正確にカウントするための手順を、6 つのステップに分けて解説します。
リボンへの開発タブの追加から始まり、チェックボックスの配置、セルとの紐づけ、視覚的な整理、関数の記述、TRUE/FALSE の非表示方法まで、一連の流れをマスターできます。
初心者でもステップ通りに進めれば、実務に活かせる実用的なチェック機能を作成できます。

Excel のセルにチェックボックスを配置してチェックされた数量をカウントする方法

3-1.リボンにタブ「開発」を表示

チェックボックスは「開発」タブから挿入しますが、このタブは初期状態では表示されていません。
まずは Excel のオプション設定から「リボンのユーザー設定」を開き、「開発」にチェックを入れてタブを表示させます。
この準備をすることで、フォームコントロールやマクロ、ActiveXなど、より高度な機能にアクセスできるようになります。

「ファイル」→「オプション」→「リボンのユーザー設定」→「開発」にチェックを入れて「OK」を押すことで Excel のリボンで「開発」タブを表示します。

リボンにタブ「開発」を表示

3-2.セルにチェックボックスを配置

「開発」タブが表示されたら、フォームコントロールの中から「チェックボックス」を選択し、任意のセル上に配置します。
チェックボックスはドラッグ&ドロップで位置調整が可能で、Alt キーを押しながら操作するとセルにぴったり合わせられます。
複数のチェックボックスを配置したい場合は、Ctrl キーを押しながらドラッグすると簡単に複製できます。

「開発」タブ →「挿入」→「フォームコントロール」→「チェックボックス」を選択して任意のセルの上にチェックボックスを配置します。
チェックボックスは必要な数だけコピーして使え、Ctrl + ドラッグで複製可能です。

セルにチェックボックスを配置

3-3.チェックボックスとセルを紐づける

チェックボックス単体では状態を記録できません。
チェックされたかどうかを記録するには、チェックボックスを任意のセルに「リンク」する必要があります。

右クリック→「コントロールの書式設定」から、リンクするセルを指定すると、そのセルに TRUE または FALSE が自動的に表示されるようになります。
これが後のカウント処理の土台となります。

「コントロールの書式設定」を選択


  1. チェックボックスを右クリック →「コントロールの書式設定」
  2. 「コントロール」タブ →「リンクするセル」に、例えば C2 などを指定(チェック状態を表示させるセル)
  3. OKを押すと、チェックボックスにチェックが入ると TRUE、外れると FALSE がリンクセルに表示される
「リンクするセル」を選択

3-4.チェックボックスの表示を消す

チェックボックスを初期配置した場合に「チェック1」が自動的に入っています。
この文字を消したい場合は、カーソルを「チェック1」に合わせて BackSpace キーで削除します。

BackSpace キーで削除

3-5.カウントする関数を入れる

チェックされた数(=TRUEの数)を集計するには、COUNTIF 関数を使います。
たとえば、リンクセルが C2~C10 にある場合は、=COUNTIF(C2:C10, TRUE) という式を使えば、チェックされた数だけをカウントできます。
リンクセルが非表示でも関数は正しく動作するので、見た目もすっきりさせつつ正確な集計が可能です。

カウントする関数を入れる

3-6.TRUE/FALSE を非表示にする

リンクセルに表示される TRUE や FALSE は、場合によっては見せたくないこともあります。
これを非表示にするには、リンクセルの列を非表示にする方法、フォントの色を背景と同じにする方法、あるいはユーザー定義書式「;;;(セミコロン3つ)」を使う方法があります。

特に「;;;」は値はそのままで見た目だけを非表示にできるため、カウント処理に支障がなくおすすめの方法です。

  1. Ctrl + 1 でウィンドウ「セルの書式設定」を開く
  2. タブ「表示形式」→ ユーザー定義 → 種類に「;;;」を入れる
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「;;;」を入れる

4.まとめ

Excel のチェックボックスを活用することで、視覚的にも機能的にも優れたシートが作成できます。
チェック状態の集計も簡単で、リンクセルと関数を正しく使えば、実務に役立つチェックリストや進捗管理表が作成可能です。

今回紹介した手順を参考に、目的に応じたチェック機能をExcelで手軽に構築してみてください。
業務効率化や可視化に大きく貢献してくれるはずです。

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コメント

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  1. 松井 義博 より:

    利用できましたありがとうございます

    1. 少し手順が多いですが、お役に立ててよかったです。

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