[初回公開] 2025年06月17日
Windows11 をインストールした直後、見た目の美しさや新機能に目を奪われがちですが、実はそのまま使い続けるのはちょっと危険。標準設定のままだと、パフォーマンスやプライバシーの面で損をしていることがあります。そこでこの記事では、「Windows11 で設定しておくと快適になるベスト5の項目」を厳選して紹介します。PC 初心者から中級者まで、誰でも簡単に実践できる内容なので、ぜひチェックしてみてください!

このページの目次
1.エンジニアの視点で見る Windows11 初期設定の落とし穴
Windows11 の初期設定は、一見すると初心者にも使いやすいように見えますが、実際の運用現場では「そのまま使うことでトラブルや非効率を招く設定」が数多く残されています。
エンジニアの立場から見ると、通知の多さや不要な常駐プロセス、視覚効果の多用は、パフォーマンス低下や作業効率の悪化につながる要因です。

特に業務用 PC では、OS の見た目よりも安定性や再現性が重視されるため、初期設定のままでは本来の性能を発揮できないケースも少なくありません。
企業向けの公式サイトでは触れられにくいこれらの実情を理解し、利用者自身が意識的に設定を見直すことが、Windows11 を快適かつ安全に使い続けるための第一歩となります。
2.Windows11 の初期設定は利用者にやさしくない設定が多い理由
Windows11 はユーザーインターフェースの進化が目立つ一方で、初期設定が“Microsoftにとって都合がよい”ものになっている点が否めません。
たとえば、広告表示がオンになっていたり、起動時に無駄なアプリが自動実行されたりと、ユーザーの快適性やプライバシー保護を後回しにしている印象を受けます。

また、初心者が誤って設定変更しにくいように、重要な設定項目が奥深くに隠されていることも。
だからこそ、インストール後すぐに見直すべきポイントが存在するのです。
3.Windows11 で設定しておいたほうがよいベスト3
ここからは、Windows11 をより快適に、安全に使うために設定しておきたいベスト 3の 項目を紹介します。
どれも短時間で変更できるものばかりですが、効果は大きく、日常の PC 利用を大幅に改善してくれるはずです。
PC の動作が重い、起動が遅い、ネットが不安定…そんな悩みがある方は、まずはこの 3 つを見直してみましょう。
3-1.パブリック DNS を設定してネットを高速化する
Windows11 ではインターネット接続に使うDNS(ドメインネームシステム)を自動で取得する設定になっていますが、これが必ずしも最適とは限りません。
Google Public DNS(8.8.8.8 など)や Cloudflare(1.1.1.1)といった高速で信頼性の高い DNS サーバを手動で設定することで、Web ページの読み込み速度や安定性が向上します。
また、一部のDNSではマルウェアブロックやトラッキング防止機能も提供されており、セキュリティ強化にもつながります。
DNS を設定するためには、Windows の設定を開いて左メニューにある「ネットワークとインターネット → イーサネット」を選択します。

イーサネットでは PC のローカルやインターネットの接続の設定を行うことができます。
DNS サーバーの割り当ての項目の右側にある「編集」をクリックします。

「編集」をクリックすると下図のようにウィンドウ「DNS 設定の編集」が表示されるので『優先 DNS』を 8.8.8.8 や 1.1.1.1 に設定します。

3-2.高速スタートアップをオフにする
「高速スタートアップ」は起動時間を短縮するための機能ですが、シャットダウン時に完全にシステムを終了しないため、トラブルの原因になることがあります。
たとえば、デバイスドライバの更新が反映されなかったり、外部デバイスが正常に認識されなかったりすることがあります。
この機能をオフにしておくことで、再起動やシャットダウン時に「本当の意味で」システムがリフレッシュされ、安定性が向上します。
PC の挙動が不安定な場合は、まずここを見直しましょう。
高速スタートアップの設定変更にはまず「Windows ツール → コントロールパネル」を開きます。

コントロールパネルが開けば「電源オプション」をクリックします。

続いて、電源オプションの画面ではウィンドウ左側にある「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。

電源ボタンの動作設定で「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外します。

PC のメーカーや職場で電源のオン/オフを管理されている場合は上図のようにチェックボックスがグレーになり設定変更できない場合があります。
3-3.「スタートアップ」アプリを減らす
Windows 起動時に自動的に立ち上がるアプリ(スタートアップアプリ)が多いと、PC の起動が遅くなる原因になります。
不要なアプリがバックグラウンドで常に動作し、メモリや CPU を消費することで、全体的なパフォーマンスが低下してしまいます。
タスクマネージャーからスタートアップ項目を見直し、不要なアプリを無効化するだけで、起動時間が短縮され、動作も軽快になります。
特にメーカー製 PC には不要なソフトが多いため、必ず一度は確認しましょう。
また、月に 1 度の Windows Update の操作と被るとマウス操作も受け付けないほど処理が重くなるので、日頃からスタートアップの軽量化は大切です。
スタートアップでソフトの自動起動をオフにするには Windows の設定画面から「アプリ」をクリックします。
アプリを表示するとインストール済みのソフト一覧が表示されるので右側のスライダーをオフにすることで PC 起動時の自動起動を停止できます。

3-4.不要な通知をオフにして集中力と快適さを保つ
Windows11 では、アプリやシステムから多数の通知が表示される初期設定になっています。
これらの通知は作業の妨げになるだけでなく、バックグラウンドで常に動作することで、わずかながら CPU やメモリを消費します。
特に業務中や集中したい場面では、通知を減らすことで快適性が大きく向上します。

設定するには、Windows の「設定」を開き、「システム → 通知」を選択します。
画面上部にある「通知」のスイッチをオフにすれば、すべての通知を一括で停止できます。
特定のアプリだけを止めたい場合は、下に表示されているアプリ一覧から不要なアプリの通知スイッチを個別にオフにしてください。
3-5.ウィンドウの半透明(透明効果)をオフにして動作を軽くする
Windows11 では、ウィンドウやスタートメニューに半透明の視覚効果(透明効果)が標準で有効になっています。
見た目は美しい一方で、GPU やメモリに負荷がかかり、特にスペックが高くない PC では動作のもたつきを感じる原因になることがあります。

この設定を変更するには、「設定」を開き、「個人用設定 → 色」を選択します。
表示される画面の中にある「透明効果」のスイッチをオフにしてください。
これだけでウィンドウの描画処理が軽くなり、操作時の反応が改善されることがあります。
見た目より快適さを重視したい場合は、必ず見直しておきたい設定です。
4.Windows11を購入した後にすべき設定のまとめ
Windows11 をより快適に使うには、最初の設定が肝心です。
標準のままでも使えなくはありませんが、今回紹介した 3 つの設定を行うことで、ネット接続の安定性、起動速度、全体のパフォーマンスが大きく改善されます。
これらの設定は一度行えば長く効果が持続するものばかり。
Windows11 を本当に快適な環境に仕上げたい方は、ぜひ今すぐ実践してみてください。
小さな工夫が、大きな違いを生み出します。









