アクセスが無いページは SEO の足を引っ張る？GSC で見つけて削除する方法とは

[初回公開] 2025年05月05日
[最新更新] 2025年05月05日

あなたのサイトには、アクセスのないページがそのまま残っていませんか？実は、それらのページが検索順位の足を引っ張っている可能性があります。Googleはサイト全体の品質を評価しており、アクセスのないページが多いと「価値の低いサイト」と判断されかねません。この記事では、Google Search Consoleを使ってアクセス数がないページを見つけ出し、SEOに悪影響を与えるページを整理・削除する方法を、初心者にもわかりやすく解説します。サイトの品質を高めて検索順位を改善するために、今すぐできるステップを確認してみましょう。

１．アクセス数が無いページを削除するとSEO に良い理由

アクセスの無いページでも放置していて問題ないと思っていませんか？
実は、それらのページがサイト全体のSEO評価を下げている可能性があります。

Google はサイト全体の品質を評価する傾向があり、アクセスのないページが多いと「価値の低いサイト」とみなされることがあります。
特に、インデックスされているにもかかわらずユーザーに見られていないページは、検索エンジンからの信頼を損ねる要因となりえます。

そうしたページを削除または noindex 設定することで、クロールの無駄を省き、評価すべきページへ集中させることが可能になります。
これにより、検索順位の底上げやインデックス最適化につながるため、SEO全体に良い影響を与えるのです。

２．Google search console でアクセス数を探す方法

アクセスが無いページを特定するには、Google Search Console（GSC）の活用が効果的です。
GSC は、ページごとの検索パフォーマンスを把握するのに最適なツールです。

GSC の「検索パフォーマンス」レポートでは、各ページのクリック数やインプレッション数を確認できます。
「検索パフォーマンス -> 検索結果」を選択します。

次に、日付範囲を 3 ヶ月～ 6 ヶ月程度に設定し、「ページ」タブでクリック数を昇順に並び替えましょう。

これにより、クリックが 0 のページが一覧で確認できます。
さらに、サイト全体の URL リストと突き合わせれば、GSC に登場しない＝インデックスされていないページも洗い出せます。
これらのデータをもとに、不要なページの削除や見直しを進めることが、SEO 改善の第一歩になります。

具体的な操作方法は次の通りです。

1. GSC　にログイン
2. 左メニューの「検索パフォーマンス」へ移動
3. 「ページ」タブを選択
4. 日付範囲を広め（例：過去 3 ヶ月以上）に設定
5. 「クリック数」で昇順ソート

これで、クリックが 0 のページが一覧で表示されます（※インプレッションはある可能性があります）。

ただし、GSC に一切表示されないページは「インデックスされていない」可能性もあります。
その場合は、「カバレッジ」または「ページのインデックス登録」でインデックス状況を確認するとよいです。

３．まとめ

不要なページを削除することは、SEO において重要なサイトメンテナンスの一つです。
Google Search Console を活用すれば、その判断がデータに基づいて行えます。

アクセス数が無いページを放置するのではなく、積極的に整理することで、サイト全体の評価を高めることが可能です。
Google Search Console を使えば、どのページが検索結果で機能しているか、どのページが見られていないかを簡単に把握できます。

削除・noindex・統合など適切な対処を行うことで、クロールの効率を上げ、重要なページに評価が集中しやすくなります。
地道な作業ではありますが、検索順位を上げるためには欠かせない施策といえるでしょう。

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