[初回公開] 2024年05月16日
転職エージェントを利用して内定をもらった場合は、ハローワークなど自分で求人に応募して内定をもらった時と違い、内定を書面として残すように労働条件通知が発行され、内定に対してはっきりと入社の意向を示す内定承諾のやり取りが発生します。そのため、内定をもらった後の流れと内定辞退した場合の影響について紹介します。

このページの目次
1.転職エージェントでもらえる内定とは
転職エージェントでもらえる内定とは、求人に応募して合格採用の通知を受けることです。これは、ハローワークや企業のウェブサイトに掲載されている求人に応募して得る内定と同様の扱いとなります。
私自身、転職エージェントを通じて企業に応募した際、エージェントとの連絡がうまく取れずに困った経験があります。
内定の連絡が来たものの、詳細な労働条件の説明が遅れ、不安なまま承諾を迫られました。
結果として内定を辞退することになりましたが、この件が影響したのか、次回以降の求人紹介が明らかに少なくなったと感じました。
こうしたトラブルは事前に確認しておくべきだったと反省しています。

エージェントを利用して転職活動をする場合、最初に登録している履歴書や職務経歴書の内容で書類選考が行われます。
そのため、求職者が書類を用意して郵送する必要がない点が、通常の求人応募と異なるところです。
書類選考とその後に行われる面接も通過することで、「内定通知書」が登録しているメールアドレス宛てに送付され、企業から入社が許可された状態となります。
企業によっては、「内定通知書」と一緒に「労働条件通知」や「給与明細書」が送付されることもあります。
2.転職エージェントで内定をもらった後の流れ
転職エージェントで内定をもらった後の流れとしては、内定の連絡を受けてから約1週間前後で内定を承諾するかどうかを求職者からエージェントに連絡する必要があります。

一般的な転職活動では、内定後に求職者と企業側で面談の場が設けられることはあまりありませんが、転職エージェントを利用した場合は、内定後に労働条件を企業側から説明する「オファー面談」が実施される場合もあります。
2-1.企業から内定の連絡が入る
書類選考と面接を経て合格採用となった場合、転職エージェントから内定の連絡がメールで届きます。
この時、企業側が内定を出したことを示す「内定通知書」のファイルも送付されます。
2-2.労働条件通知が発行される
転職エージェント経由で内定をもらった場合、「内定通知書」とは別に、入社後に受け取る給与や手当の内訳が記載された「給与明細書」も送られてくることがあります。
2-3.内定を承諾、または内定を辞退する
内定をもらった求職者は、労働条件や企業側から提示された給与明細書を確認し、内定を承諾するか辞退するかをエージェントに連絡する必要があります。
内定を承諾した場合は、入社日の調整や入社までに提出が必要な書類のやり取りが始まります。
反対に辞退する場合は、内定を辞退する旨とその理由をエージェントに伝える必要があります。
転職エージェントによっては、電話で内定辞退の理由を聞かれたり、内定を承諾するために求職者の要望を企業と交渉を行ってくれる場合もあります。
3.内定を辞退しなければならなくなった例
内定後に実際の勤務地が希望していた場所と異なっていたため、やむなく内定を辞退せざるを得なかったケースがあります。
また、提示された給与が希望月収に満たなかったため、生活設計を考慮して断念した場合もありました。
さらに、転職を家族に反対され、家族の理解を得られなかったことが理由で辞退した例もあります。
これらの事情は転職活動において意外と多く、内定を承諾する前にしっかり確認しておくことが重要です。
最近では自宅で勤務する「フルリモート」で引っ越しできない、家族の介護がある人でも転職しやすくなっているものの、週1回から2回は出社を義務付けている会社があるため、「フルリモート求人」でも面接時に確認しておくとよいでしょう。
4.転職エージェントで内定辞退した場合の影響
転職エージェントで内定を辞退した場合の影響としては、エージェントからの求人情報の提供が少なくなったり、次回の応募で書類選考が通りにくくなるなどの影響が出ることがあります。
エージェント登録時には「複数社に応募して並行して進めましょう」「内定は辞退しても問題ないので、まずは応募しましょう」と積極的な転職活動を勧めてくる担当者が多いですが、実際に内定をもらってから辞退すると、要注意人物と見なされることがあります。
求職者は転職エージェントを無料で利用できますが、転職エージェント側は企業に対して求人を獲得したり、良い人材を紹介するために努力を行っています。
そのため、内定を辞退されると、選考に時間をかけた企業側にも迷惑がかかり、転職エージェントの信用にも影響が出るため、一度内定を辞退した求職者に対しては、次回以降の転職支援の量が減る可能性があります。
また、転職エージェント経由で書類選考を応募した際には、そのまま企業に応募(エントリー)されるのではなく、エージェントが一度精査したうえで企業に伝える仕組みとなっています。
そのため、過去に内定を辞退したことがある求職者は、企業に迷惑をかけないように、エージェント内で不採用になる可能性が高まる場合があります。
5.まとめ
転職エージェントを利用して内定をもらった場合、内定の連絡や労働条件通知が書面で明確にされるため、入社意思のやり取りが重要となります。
内定を承諾するか辞退するかの判断は慎重に行い、辞退した場合は転職エージェントとの関係にも影響が出ることがあります
。転職活動をスムーズに進めるためには、エージェントとのコミュニケーションを密にし、内定後の流れや条件をしっかり確認することが大切です。









