ミニロトとロト6に 10 万円を使った場合の当選確率


[初回公開] 2020年05月25日

ミニロトとロト6など数字選択式の宝くじは毎週開催されているので年末ジャンボのように長い期間待つことなく数千万円から数億円が当たるチャンスが頻繁にあるが、実際に当選する確率と仮に 10 万円分を購入した場合の当選確率、そして年末ジャンボのように普通くじと比較してどちらが当選しやすいかを紹介する。

ミニロトとロト6に 10 万円を使った場合の当選確率

1.ミニロト、ロト6とは

ミニロト、ロト6とは、日本国内で発売されている数字選択式の全国自治宝くじである。
週に 1 回または 2 回の抽選日があり、抽選回ごとに総購入額から当選者数に当選金が配分される仕組みになっているため、抽選回によっては同じ 1 等でも得られる金額が異なる。



また、1 等が出なかった場合はキャリーオーバーと呼ばれる次の抽選回に当選金が持ち越される仕組みになっている。

ミニロトは全 31 個の数値の中から 5 つの数字を選択し、一口 200 円で毎週火曜日に当選番号が発表される。
ミニロトの 1 等の当選金はキャリーオーバーが無い場合は平均して 1,000 万円ほどである。

加えてロト6は全 43 個の数値の中から 6 つの数字選択し、一口 200 円で毎週月曜日と木曜日に当選番号が発表される。
ロト6の 1 等の当選金はキャリーオーバーが無い場合は平均して 1 億円ほどである。

2.数字選択式宝くじの当選確率

ミニロトやロト6のような数字選択式宝くじの当選確率は、選択できる数字の数が異なることから次のようになっている。

2-1.ミニロトの当選確率

ミニロトの当選確率は 1 等で 0.000589% となり、その他の等は下図の通りである。

ミニロトの当選確率


ミニロトは 1 等から 4 等まであり、一口だけ購入して 1 等に当選する確率は約 0.000589% となり、約 170,000 口購入して 1 つ当選する確率である。
選択した数値が 3 つ当たった場合は 4 等となり、受け取れる金額は約 1,000 円だが、0.22% と約 500 口購入して 1 つ当選する確率である。

2-2.ロト6の当選確率

ロト6の当選確率は 1 等で 0.00001% となり、その他の等は下図の通りである。

ロト6の当選確率

ロト6は 1 等から 5 等まであり、一口だけ購入して 1 等に当選する確率は約 0.000016% となり、約 100 万(1,000,000)口購入して 1 つ当選する確率である。
選択した数値が 3 つ当たった場合は 5等となり、一律 1,000 円だが、0.16% と約 1,000 口購入して 1 つ当選する確率である。

3.年末ジャンボなど普通くじとの当選確率の比較

ミニロトなどのような数字選択式の宝くじと違い、年末ジャンボなど普通くじは組・番号などがあらかじめ決められた宝くじとなり、抽選で決定した当選番号と一致すると、当選金を受け取ることができるタイプの宝くじである。

年末ジャンボの 1 等の当選確率は約 0.00001% となり、これはロト6の当選確率とほぼ同等である。
しかし、年末ジャンボの方が当選時の金額が一律 7 億円のため、同じ当選確率でもロト6よりも年末ジャンボを購入する方がリターンが多い。

4.数字選択式宝くじに 10 万円分購入した場合の当選確率

ミニロトとロト6など数字選択式宝くじに 10 万円分購入した場合の 1 等の当選確率は、500 口購入できるので約 0.005% となる。
数字選択式宝くじを一口だけ購入しても一番下の当選となる 4 等または 5 等でさえ当選確率は非常に低く、仮に 10 万円をロト6に投資しても 1,000 円だけ当選するのが約 81% となり全く当選しない確率もやや高い。



しかし購入しなければ当選確率は 0% なので、飲食や買い物したお釣りで何口か購入するのが健全だと思われる。

尚、上記の当選確率は全ての数値を平等に排出される確率を計算したものとなる。
実際はロト6で 6 つ数値を(1,2,3,4,5,6)のように連続した数値が過去に出たことはないのであきらかに当選しづらいと思われる数値の組み合わせを避けることで多少の当選確率を上げることは可能である。

尚、私は同じ組み合わせの数値を 5 年以上買い続けているが、未だに 4 等以上の当選は無いものの 5 等が年に数回は当選するので理論上の当選確率よりは当たりやすいと考える。

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