日産の軽自動車「デイズ(DAYZ)」の実走行の燃費と試乗した感想


[初回公開] 2025年02月27日

日産が製造販売する軽自動車の「デイズ(DAYZ)」は一般的な大きさながらも、自動運転のプロパイロットを搭載しているので長距離走行にも対応し、小回りがきく点から市街地など交通量の多い場所や道幅が狭い道や駐車場でも対応できるので実際に運転して気付いたポイントと実燃費について紹介する。

日産の軽自動車「デイズ(DAYZ)」の実走行の燃費と試乗した感想

1.日産の軽自動車「デイズ(DAYZ)」とは

日産の軽自動車「デイズ(DAYZ)」とは、自動車メーカーの日産から販売されているガソリン車である。
車種グレードは G、X の他に専用のオプションパーツが搭載されたハイウェイスターが用意されている。

日産の軽自動車「デイズ(DAYZ)」の外観


ハイウェイスターを選択するとヘッドランプがハロゲンランプから LED になり夜間の視界が良好になる他、フォグランプや専用のエアロパーツといった外装と、ステアリングスイッチが搭載されるなど内装など個別にオプションを付ける時に比べて安価で購入することができる。

日産と三菱と共同開発していることから三菱の eK シリーズと同仕様となっている。
また、自動運転のプロパイロットが搭載されているので高速道路を利用した長距離運転で疲労を抑えることができる。

2.日産「デイズ(DAYZ)」に実際に乗った諸仕様について

実際に乗り、他社の軽自動車と比較した購入ポイントとなる点が「小回り」と「自動運転(プロパイロット)」、そして「センターパネルの見え方」が評価ポイントとなっている。

2-1.小回り性能

「デイズ(DAYZ)」の小回りは、軽自動車であることから長さ・幅ともに大きくないため、狭い場所でも車の向きを変えたり駐車がしやすい点が大きい。
コンビニや小売店から車道に入る際にも、少々車の向きが斜めや車道に対して直角方向もスムーズに入りやすく、小回りがきくので縁石や対向車との接触の心配がない。

加えて、駐車時は車を上から見た始点で確認できるアラウンドビューモニターを搭載していれば、下図のようにルームミラーの一部に前後左右の状態が映し出されるのでより安全に、接触の心配無く駐車が可能になる。

駐車時のアラウンドビューの様子

アラウンドビューモニターを搭載していなくても、前後左右の見渡しがよいため目視による駐車や左折・右折の巻き込み事故も防止しやすい。

2-2.プロパイロットで長距離運転の楽さ

日産の「プロパイロット」とは、高速道路や自動車専用道路を運転者が設定した車速を上限に、先行車と車速に応じた車間距離を保ちながら、車線中央付近を走行するための運転操作を支援する、いわゆる自動運転の機能である。

プロパイロットを利用した様子

軽自動車での高速道路の走行は馬力がないためアクセルの踏み込みが普通乗用車に比べて深くなるのと、タイヤ幅が狭いことから振動が大きくなり運転時の疲労も溜まりやすくなっている。

そこで自動運転に切り替えることで前走車に追尾、もしくは一定速度で走行しつつ、カーブが多い高速道路でも白線を検知してハンドル操作もしてくれるので楽に長距離移動ができる点がメリットである。

2-3.センターパネルの操作性

運転席回りは、下図のようにパネルに大きく速度メーターとエンジン回転数がアナログ表示されるようになっている。
エコドライブメーター以外はサイドブレーキランプや ODO メーターなどは真ん中にデジタル表示されており、プロパイロット搭載車は走行状態も一緒に確認することができる。

「デイズ(DAYZ)」のセンターパネルの様子

運転席から助手席にかけては足元に余裕ある空間があるので、買い物したものを置いたり、助手席への移動もしやすい。

運転席回りの様子

センターパネルの下にはドリンクホルダーの他に、スマホや小銭を置くトレイが引き出せるようになっている。
その下部にはペットボトルなど背の高いものも収納できるスペースが用意されている。

センターパネル周辺の様子

3.日産「デイズ(DAYZ)」で実走行した燃費について

日産「デイズ(DAYZ)」で実走行した燃費は 2WD のターボ仕様ではない場合、信号機がある市街地を走行したところ約 20 km/ℓ であった。
これは他社のガソリン仕様の軽自動車より性能が高く、信号機が少ない道路であれば航行距離はさらに向上する。

同社から販売されている軽自動車「ROOX(ルークス)」は車高が高いので重量もあり燃費は約 16 km/ℓ だが、「デイズ(DAYZ)」は小型なため燃費性能が高いことがわかる。

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