[初回公開] 2026年06月28日
「ハローワークの求人は年収が低い」という噂を耳にして、応募を躊躇していませんか?確かに民間の転職サイトに比べると、提示されている給与が控えめに見える求人も少なくありません。しかし、その背景にはハローワーク特有の仕組みや求人票のルールが関係しており、一概に「すべての求人が悪質」というわけではないのです。この記事では実際にハローワーク経由で優良企業へ転職したリアルな体験談を紹介します。

このページの目次
1.ハローワークの求人の年収が低いと噂される理由
ハローワークの求人に「薄給」のイメージがつきまとうのには、構造的な背景があります。
なぜ民間媒体に比べて給与水準が低く見えやすいのか、まずはその仕組みを3つの視点から解説します。

1-1.求人募集を無料で掲載できるので中小企業の利用が多い
民間の求人サイトや転職エージェントを利用する場合、企業側には高額な掲載料や成果報酬が発生します。
一方、公的機関であるハローワークは完全に無料で求人を出せるため、採用コストを予算化できない地方の中小企業や小規模事業者が集まりやすい性質があります。
日本の給与水準は企業規模に比例する傾向があるため、必然的に平均年収が低めの求人が多く見えてしまうのです。
1-2.未経験者歓迎・スキル不問の求人の割合が高いから
ハローワークは「すべての求職者に広く雇用の機会を提供する」というセーフティネットの役割を担っています。
そのため、特別な資格や専門的なキャリアを必要としない「未経験者歓迎」や「スキル不問」の求人が大きな割合を占めています。
誰でも挑戦できる仕事は初期の給与設定が低めになるため、これが全体の年収水準を押し下げる大きな要因となっています。
1-3.給与の「下限値」で記載されやすい
ハローワークの求人票は、法律や規約に基づいて「確実に支払える最低限の金額」をベースに記載するルールになっています。
たとえ経験や能力次第で月給30万円以上を狙えるポジションであっても、求人票の表記が「月給18万~32万円」のように下限から書かれるため、第一印象で「手取りが少なそう」「年収が低い」と誤解されやすい傾向があります。
実際、ハローワークに大学職員の募集があり私はハロワ経由で内定をもらい職員として従事し手厚い基本給を得ることができました。
2.ハローワーク経由で転職した私の体験
巷ではネガティブな噂も多いハローワークですが、使い方次第では素晴らしい企業に出会うことができます。
ここからは、私が実際にハローワークを通じて転職を成功させたリアルな体験談をお伝えします。
転職回数が多い私ですが、実際にハローワーク経由で準公務員と大手上場企業グループから内定をもらうことができました。
2-1.休日があり福利厚生が充実している企業は存在する
「ハローワーク=ブラック企業ばかり」というのは偏見です。
私が採用された企業は、年間休日がしっかり確保されており、各種手当や退職金制度などの福利厚生も非常に充実していました。
派手な広告を出していないだけで、地元に根付いた健全な黒字経営を行っている「隠れた優良企業」は確かに存在します。
求人票の数字だけでなく、企業の安定性をしっかり見極めることが大切です。
2-2.ハロワ経由で採用すると補助金が出るので大手も求人を出す
実は、ハローワークを通じて特定の条件を満たす求職者を採用すると、国から企業へ「特定求職者雇用開発助成金」などの補助金が支給されます。
この制度を活用して賢く採用活動を行いたい大企業や、知名度のある優良企業があえてハローワークに求人を出すケースも珍しくありません。
コスト意識が高く、国の制度を網羅している堅実な企業を見つけるチャンスでもあるのです。
3.ハローワークの求人に応募したいけど不安になったら
ハローワークで気になる求人を見つけたものの、やはり「本当に大丈夫かな」と不安が残ることもあるはずです。
そんなときは、民間のサービスを併用して多角的に情報収集を行うのがおすすめです。
3-1.転職エージェントで情報収集する
ハローワークの窓口だけでなく、民間の転職エージェントにも登録してみましょう。
エージェントのキャリアアドバイザーに「ハローワークでこんな求人を見つけたが、業界内の立ち位置や条件はどう思うか」と客観的な意見を求めることができます。
↑リクリートエージェントに登録してみましょう
転職エージェントに登録した後に、ハローワークに出されている求人企業について問い合わせてみてください。
もし見つけることができれば、エージェントから生の声を聞くことができます。
3-2.口コミサイトで情報収集する
求人票に書かれた綺麗な言葉だけでなく、企業の「本音」を知るために口コミサイトを活用しましょう。
「ライトハウス」や「OpenWork」「転職会議」などで企業名を検索すると、現職の社員や退職者が書いたリアルな労働環境、実際の残業時間、賞与の支給実績などが確認できます。
求人票の給与下限値が低くても、口コミで「賞与がしっかり出る」と分かれば安心して応募できます。
↑ここから応募する企業があるか探してみましょう。
4.ハローワークの求人の年収が低いと噂されるまとめ
ハローワークの求人は、無料掲載という仕組みや未経験者向けの窓口であること、下限値での表記ルールなどが重なり、「年収が低い」と噂されがちです。
しかし、中には採用コストを抑えて社員に還元したい優良企業や、助成金を活用する大手企業も眠っています。
大切なのは、噂を鵜呑みにして選択肢から外すのではなく、転職エージェントや口コミサイトを併用しながら、賢く情報を精査することです。
公的なサポートの手厚さを味方につけながら、ぜひ広い視野で納得のいく転職活動を進めていってくださいね。











