[初回公開] 2026年08月23日
「小学生のなりたい職業」で上位にランクインし、大きな注目を集める「ITエンジニア」。名前はよく耳にするものの、「具体的にどんな仕事をするの?」「未経験から目指せるの?」と疑問を持つ方も多いのでは。ITエンジニアは専門性が高い職業ですが、正しいステップを踏めば未経験からでも挑戦可能です。本記事では、ITエンジニアの基本的な概要から主な職種、必要な資格の有無、そして将来的に年収を上げていくための転職事情まで解説します。

このページの目次
1.小学生のなりたい職業1位の「ITエンジニア」とは
デジタル化が進む現代社会において、IT エンジニアは将来性の高さやスマートな働き方のイメージから、子どもたちの憧れの職業として絶大な人気を集めています。
IT エンジニアとは、Web サイトやスマホアプリ、企業が使う業務システムなどを IT 技術によって構築・運用する職種の総称です。

私たちが日常的に使っている検索エンジンや SNS、EC サイトも、すべてエンジニアの手によって作られています。
社会の基盤を支えるやりがいと、技術の進化とともに自分自身も成長できる面白さが、この職業の大きな魅力です。
2.ITエンジニアになるには資格が必要?
結論から言うと、IT エンジニアになるために必須となる国家資格や免許はありません。
未経験からでも学習を重ねて採用されるケースは十分にあります。
実際のところ私は高校も大学もパソコンとは無縁のところから働き出してから IT スキルを身に付けました。
もちろん情報系の資格はなくても、プログラマや上流工程のプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャも経験できました。
しかし、資格を取得しておくことで、自分の知識や技術レベルを客観的に証明できるため、就職や転職活動において大きなアピール材料になります。
特に基礎的な IT 知識を網羅できる「基本情報技術者試験」や、クラウドやネットワークに関するベンダー資格などは実務でも役立ちます。
まずは基礎知識を身につける指標として、資格学習を活用してみるのもおすすめですよ。
3.ITエンジニアの主な職種
一口に「IT エンジニア」と言っても、担当する領域によって役割は多岐にわたります。
例えばスーパーやショッピングモールで働く「販売員」も食材を扱うのと家電を扱うのでは知っておくべき知識が全く異なります。
ここでは、代表的な 3 つの職種を紹介します。自分に合った分野を見つける参考にしてくださいね。
3-1.フロントエンジニア
フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接目にする Web サイトやアプリの画面(インターフェース)を構築する職種です。
HTML、CSS、JavaScript などの言語を駆使し、デザイン通りに画面を表示させたり、ボタンを押したときの動的な変化を実装したりします。
ユーザーの使いやすさ(UI/UX)に直結するため、デザインへの理解やトレンドを追う姿勢が求められるのが特徴です。
3-2.サービスエンジニア
サービスエンジニアは、自社製品や納入したシステムの導入支援・点検・トラブル対応を行う職種です。
ハードウェアやソフトウェアが正常に稼働するよう現地やリモートで保守・メンテナンスを実施し、顧客の困りごとを解決します。
技術的な知識はもちろんのこと、顧客と直接コミュニケーションを取り、状況を正しくヒアリングして迅速に対応する柔軟性が高く評価されます。
3-3.インフラエンジニア
インフラエンジニアは、Web サイトやシステムが動くための土台となるサーバーやネットワークの設計・構築・運用を担当します。
電気や水道のように「動いて当たり前」の環境を作り上げ、障害が発生しないよう 24 時間体制で監視や対策を行います。
高度なセキュリティ知識やクラウド技術への対応が求められ、システムの安全と安定を支える縁の下の力持ちとして非常に重要な役割を果たしています。
4.年収を上げるためのITエンジニアの転職事情
IT エンジニアとしてキャリアを重ね、年収をアップさせるためには、単にコードを書くだけではない戦略的なスキルアップが求められます。
業界のトレンド変化を押さえた転職事情について見ていきましょう。
例えば下記バナーの転職エージェントは登録するだけで 20 万件以上の求人の中から、IT エンジニアに関する情報を抽出・紹介しやすいサービスです。
自分だけの担当エージェントが付くので自身の強み弱みを共有して IT 業界を目指しましょう。
4-1.プログラマはAIにより求人が減少傾向
近年、AI 技術の飛躍的な進化により、指示通りの単純なコードを書く「コード記述のみのプログラマ」の求人は減少傾向にあります。
生成 AI が効率的にコードを自動生成できるようになったためです。
これからの時代に市場価値を高めるには、AI を道具として使いこなしながら、人間だからこそできる設計やビジネス課題の解決に踏み込む視点が不可欠となっています。
4-2.保守運用する中で仕組みを理解する
エンジニアとしての最初のステップとして、システムの「保守・運用」の実務を経験することはとても大切です。
すでに動いているシステムのログを解析したり、エラーに対応したりする中で、「システムがどのようにデータを受け渡し、動いているのか」という裏側の仕組み(構造)を深く理解できます。
この実務を通じて得る構造理解が、将来の設計スキルへとつながっていきます。
4-3.自分で開発してみる
基礎知識や仕組みを理解したら、指示を待つだけでなく自分自身で Web アプリや便利なツールをゼロから開発(ポートフォリオ作成)してみましょう。
企画から実装までを一人で一通り経験することで、エラーへの対応力や開発全体を俯瞰する力が格段に身につきます。
転職活動時にも、就職後にどの部署・ポジションに配属するかを面接官が見極めるにも最も強力なアピール材料となります。
4-4.設計から運用まで把握する
高収入を得られるエンジニアになるためには、特定の工程だけでなく「設計・開発・テスト・運用」というシステム開発の一連のライフサイクル全体を把握することが重要です。
全体像が見えていると、運用時のトラブルを想定した堅牢な設計ができるようになり、現場をスムーズに回すリード役として重宝されるようになります。
4-5.上流が任せられるようになると年収アップ
システム開発において、クライアントの要望をヒアリングして仕様を固める「要件定義」や「基本設計」といった工程を「上流工程」と呼びます。
プログラミングを行う「下流工程」からステップアップし、この上流工程やプロジェクト全体のマネジメントを任せられるようになると、評価が跳ね上がり年収も大幅にアップします。
ビジネス視点を持ったエンジニアを目指しましょう。
5.ITエンジニアの転職事情のまとめ
IT エンジニアは将来性が高く、継続的な学習によって未経験からでも年収アップやキャリアアップを狙える魅力的な職業です。
AI の台頭により求められるスキルは変化していますが、システムの仕組みを理解し、上流工程まで見通せるエンジニアの価値はますます高まっています。
まずは興味のある職種や技術の学習から始めて、理想のキャリアへの第一歩を踏み出してみませんか?












