[初回公開] 2021年03月30日
家庭に 1 台保有しているゲーム機本体を親子でアカウント共有して利用していると、子供の独立や成長に合わせて、複数の本体に分ける必要が出てきます。PlayStation アカウントをファミリーメンバーで登録し、ユーザーごとにセーブデータを保存している場合に、アカウントを分ける方法について紹介します。
2026年01月:最新環境での動作確認済み
この記事で紹介している手順が、最新の PlayStation4 および PlayStation5 環境でも、仕様変更なく正常に動作することを実機にて検証・確認いたしました。

このページの目次
1.PlayStation Network アカウントとは
PlayStation Network アカウントとは、Sony が販売する PlayStation4 や PlayStation5、PlayStation Vita などの各ゲーム機本体に登録するアカウントです。
アカウントを登録することで、PlayStation Store からアプリや無償のゲームアイテムを入手したり、ゲームソフトを購入したりすることができます。

また、PlayStation 対応のゲームソフトでは、ゲームの進行状況や特定の条件を満たした際にトロフィーを獲得できます。
これらのトロフィー情報も PlayStation Network アカウントに紐づけて管理されます。
PlayStation Network アカウントを取得するには、メールアドレスを 1 つ用意する必要があります。
エンジニアの視点で見ると、PlayStation Network アカウントは単なる「ログイン用アカウント」ではなく、クラウド上でセーブデータ、購入履歴、トロフィー、フレンド情報などを一元管理する ID として設計されています。
そのため、アカウントをまたいでデータを自由に移行することは想定されておらず、ファミリーメンバーの構成や生年月日といった初期設定が、将来的な運用に大きく影響します。
特に家庭内で長期間利用する場合は、「後から分けられるか」という長期運用を見据えた観点で設計を理解しておくことが重要です。
2.PlayStation のファミリーメンバーとは
PlayStation のファミリーメンバーとは、すでに取得済みの PlayStation Network アカウントの配下に所属するアカウントのことです。
ファミリーメンバーを作成することで、1 台のゲーム機内でセーブデータや購入履歴を分けて利用できます。
作成したファミリーメンバーは、PlayStation Network の Web サイトから確認できます。

ファミリー管理者の配下に登録されたファミリーメンバーは、メールアドレスを個別に用意する必要がないため、簡単に追加できます。
ただし、PlayStation Network へのサインインはファミリー管理者のアカウントを通じて行われるため、ウォレット残高は共有されます。
また、ペアレンタルコントロールはファミリー管理者の設定に依存するため、一般的には親がファミリー管理者となり、子供がファミリーメンバーとして利用するケースが多いです。

ファミリーメンバーが PlayStation Store でゲームやアイテムを購入すると、その内容はファミリー管理者のメールアドレスに通知されます。
また、ゲームのプレイ時間も Web サイト上で確認できます。
3.PlayStation のファミリーメンバーの作成方法
PlayStation のファミリーメンバーは、PlayStation Network の Web サイトにサインインし、ファミリー管理画面から「ファミリーメンバーを登録する」をクリックすることで作成できます。
登録時には、次の情報を入力します。
- 名前
- 生年月日
4.PlayStation のファミリーメンバーの解除方法
ファミリーメンバーを解除するには、PlayStation Network の Web サイトで対象のファミリーメンバーを選択し、保護者の権限に変更することで独立させます。
独立させたいファミリーメンバーの管理画面で「保護者」にチェックを入れることで大人として扱われますが、登録されている生年月日で満 18 歳に達している必要があります。
その後、独立したいファミリーメンバーで PlayStation Network にログインし、「ファミリーを退出する」を選択すると、ファミリーから独立できます。
5.ファミリーメンバーが保護者にできない場合の対応方法
ファミリーメンバーを独立させるには保護者(大人)の権限が必要ですが、登録した生年月日から満 18 歳に達していない場合は権限変更ができません。
また、生年月日は一度登録すると変更できないため、対応策としては 18 歳になるまで待つか、セーブデータや購入履歴を引き継がずに新しい PlayStation Network アカウントを作成する方法があります。
6.PS4・PS5で異なるアカウント運用時の注意点
PS4 と PS5 では基本的なアカウント体系は共通ですが、本体設定やデータ管理の挙動にいくつか違いがあります。
PS4 では「いつも使う PS4」を設定することで、同一本体内の他ユーザーも購入済みコンテンツを利用できますが、PS5 では「コンソール共有とオフラインプレイ」という設定に名称と仕様が変更されています。
特に注意したい点として、PS5 では本体を初期化せずにユーザーを削除すると、そのユーザーに紐づくローカルセーブデータも同時に削除されます。
アカウント分離を行う前には、PlayStation Plus のクラウドセーブが有効になっているかを必ず確認してください。
また、PS4 から PS5 へ移行する場合でも、ファミリーメンバーの構成自体は引き継がれるため、「本体を買い替えたから自動的に独立する」ということはありません。
事前にファミリー構成を整理しておくことがトラブル防止につながります。
実際に PS4 にある子アカウントを PS5 に移動させたい場合は ID(メールアドレス)とパスワードがわかっていれば PS4 側の操作をせずとも PS5 に数分で移行できることが確認できました。
7.PlayStationのファミリーメンバーを分けるまとめ
PlayStation のファミリーメンバー機能は、親子で 1 台のゲーム機を共有する際に非常に便利な仕組みです。
一方で、子供の成長や独立に伴い、アカウントの分離が必要になる場面も出てきます。
事前にファミリーメンバーの仕組みや制限を理解しておくことで、スムーズにアカウントを独立させることができます。
将来的な利用を見据え、早めに運用方法を検討しておくと安心です。









