[初回公開] 2025年06月13日
NAS(Network Attached Storage)は、家庭や小規模オフィスでのデータ管理に非常に便利なデバイスです。この記事では、バッファローのリンクステーションを例に、NAS の基本的な使い方から、利用後にデータを完全に消去する方法まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。

このページの目次
1.NAS とは
NAS(Network Attached Storage)=ナスとは、ネットワーク経由でアクセスできる外部ストレージのことです。
複数のデバイスから同時にアクセス可能で、写真や動画、業務データの保存・共有に最適です。

HDD を内蔵し、RAID 機能によりデータの冗長性や安全性も確保できるため、個人でも安心して使える点が魅力です。
外付けの USB メモリや SSD と違い、複数人が同時に使えることからビジネスシーンで活躍する機器です。
2.リンクステーション RAID 機能搭載 ネットワーク対応 HDD 8TB(LS220D0802G)とは
バッファローは NAS も製造販売しており、その中の型番 LS220D0802G は、RAID 機能を搭載した 8TB の NAS です。
ネットワーク接続で家庭内の複数デバイスからアクセス可能で、写真や動画などの大容量データを安全に保存できます。RAID1 対応により、1 台の HDD が故障してもデータを守る冗長構成も可能です。
3.NAS の使い方
NAS の初期設定と日常利用は非常にシンプルです。
LAN ケーブルで PCと接続し、専用ソフトを使って管理画面を開くだけで利用開始できます。
共有フォルダを作成し、ドラッグ&ドロップで簡単にデータの読み書きが可能です。
初めてでも迷わず操作できます。
3-1.パソコンと NAS を LAN ケーブルで接続する
NAS の使用を始めるには、まずパソコンと NAS を LAN ケーブルで接続します。
有線接続により、安定した通信速度が確保でき、大容量ファイルもスムーズにやり取りできます。
接続後は自動でネットワーク内の NAS を認識するようになります。
3-2.専用の操作ソフト「NAS Navigator2」を起動する
NAS Navigator2 とは、バッファロー製 NAS の専用ユーティリティソフトです。
このソフトを起動することで、IP アドレスを設置することなく接続された NAS を自動検出し、簡単に設定や管理を行うことができます。
NAS の状態や自動で採番された IP アドレスの確認にも役立ちます。

3-3.認識した機器を右クリックして「Web 管理画面」を開く
NAS Navigator2 で検出された機器を右クリックし、「Web管理画面」を開きます。
Web ブラウザが起動し、NAS の詳細設定を行える管理画面にアクセスできます。
ここからユーザー管理やフォルダ設定、セキュリティ設定などが可能になります。
3-4.フォルダを作成する
Web 管理画面から新しい共有フォルダを作成できます。
用途に応じてフォルダ名やアクセス権限を設定することで、複数ユーザー間での使い分けが簡単にできます。
家庭では写真や動画用、仕事ではプロジェクト別のフォルダ作成が便利です。
3-5.「NAS Navigator2」からフォルダを開く
作成したフォルダは、NAS Navigator2 からも直接アクセスできます。
フォルダを選択し、右クリックからエクスプローラーで開くことで、Windows の共有フォルダのように扱うことができ、ファイルのやり取りも直感的に行えます。
また、エクスプローラーでもアドレス欄に NAS の IP アドレスを入力することでパソコンの操作感覚でファイルの読み書きが可能になります。
3-6.データを読み書きする
NAS 上のフォルダには、通常の USB ストレージと同じ感覚でデータの読み書きができます。
ドラッグ&ドロップでの移動やコピーも可能です。
バックアップ用途や、複数人でのデータ共有に最適で、操作も非常にシンプルです。
4.NAS のデータ完全消去の方法
NAS を手放す際や初期化したい場合は、データを完全に消去することが重要です。
誤った手順ではデータが残るリスクがあります。
バッファローのNASでは専用ソフトを使って初期化することで、個人情報を含むデータを確実に復元できないように消去可能です。
4-1.専用の操作ソフト「NAS Navigator2」を起動する
データ消去の第一歩は、NAS Navigator2 の起動です。
このソフトを使って接続された NAS を検出し、設定作業へ進みます。
消去対象の機器を誤認識しないよう、接続機器を確認しながら進めましょう。
4-2.認識した機器を右クリックして「Web 管理画面」を開く
NAS Navigator2 上で該当機器を右クリックし、「Web 管理画面」を開きます。
この管理画面から、初期化操作に必要な詳細設定メニューへアクセス可能です。
操作は慎重に進めましょう。
4-3.詳細設定から機器の初期化フォーマットを行う
Web 管理画面の「詳細設定」から「初期化」または「フォーマット」の項目を選びます。
完全消去モードを選択することで、RAID 構成を含めた全データを復元不可能な状態で削除可能です。
処理完了後は安全に機器を譲渡できます。

完全消去する場合は 0 データを4回に渡って上書きするので復元不可能な状態にしてくれます。
そのため、完了するのにも時間がかかり、8TB の容量の場合は約 4,200 分(約3日)かかります。

各ステップごとに進捗バーは 100% を示します。
そのため、上図の場合は2回目の 0 データでの上書きが 97% 終了したことがわかります。
ステップごとに画面表示されるため、途中まで初期かした状態でよければ「詳細設定」を閉じることで強制終了が可能です。
5.まとめ
NAS はデータの共有・保存に非常に便利なツールであり、正しい使い方を知っておくことでトラブルを避けられます。
また、利用後のデータ消去も重要なステップです。
この記事を参考に、安全でスマートな NAS ライフを始めてみましょう。









