国内株式は保有しているだけで銘柄により年に 1 から 4 回の配当金を受け取ることができるが、郵送で配当金の金額を知ることができるものの、実際に受け取れる金額は税金を差し引いた額となるため、配当金と証券会社の口座に振り込まれた額を確認する方法を楽天証券を例に紹介する。
1.国内株式の配当金とは
国内株式の配当金とは、株式を発行した企業が利益を上げることで株主にその一部または全部を分配され、その分配されて株主が得た利益のことを差す。
株主は、株式を保有し続けることで、保有株数に応じて配当金を受け取ることができる。
一般的に配当金は本決算後の年 1 回、または中間決算後と本決算後の年 2 回配当を実施する場合が多い。
特別配当で定期的な配当金とは別に発生する場合や、反対に無配という場合もある。
2.国内株式の配当金の確認方法(楽天証券編)
国内株式の配当金の確認方法として、楽天証券の場合は次のように株式の売買を行うウェブサイトで確認することができる。
また、企業から株主に配当金計算書を直接郵送されるため、書面でも確認することができる。
2-1.郵送される配当金計算書で確認する
配当金が記載された書類は下図のように一般郵便で登録している住所に郵送される。
封筒への記載は企業により異なるが、「決算関係書類 在中」と記載されていることが多い。
書類は配当金計算書の他、決算報告書や株主優待の案内なども同封されていることがある。
配当金計算書には自身が保有する株式の数量と、直近の 1 株あたりの配当金が記載されている。
配当金取得時には所得税、住民税が差し引かれた額が登録口座に振り込まれるが、住んでいる自治体により住民税の率が異なることから書面では税金額は記載されていないため、実際に手元に残る金額は証券会社のウェブサイトで確認する必要がある。
2-2.証券会社の管理画面で確認する
証券会社の管理画面で配当金を確認する方法は、「配当・分配金」の画面で見ることができる。
楽天証券の場合は、管理画面にログインした後に画面左上の「マイメニュー」をクリックする。
「マイメニュー」をクリックすると下図のように各種メニューが表示されるので、「配当・分配金」をクリックする。
「配当・分配金」をクリックすると当月の保有株式に対する配当金の総合計と税額、税引後の受取額が一覧で確認できる。
各株式の銘柄別の配当金と税額は下部に明細としても確認することできるので、個別で把握が可能である。
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