Outlook の返信で引用符が付かない場合の対応方法


[初回公開] 2025年04月15日

メーラーの「Outlook」で受診したメールに対して返信する場合に青い線が付くだけで引用符が付かないことがあり、そのまま送信すると相手先のメーラーによっては正常に引用符が付かないことがあるので対応方法について紹介します。

Outlook の返信で引用符が付かない場合の対応方法

1.メール返信の引用符とは

メール返信の「引用符」とは、返信メールの中で元のメールの内容を示すために使われる記号のことです。主に「>(大なり記号)」が使われます。
「>」を先頭に付けることで、**「これは前のメールの内容ですよ」**という意味になります。複数の「>」が重なると、さらに前のメールを引用していることを示します。

メール返信の引用符とは


2.引用符が付かない様子

引用符が付かない様子としては、HTML 形式のメールのときは、メールの引用符ではなく青い線が表示されているだけで、その部分をコピーしてペーストしても、文字と書式のみがペーストされます。

引用符が付かない様子

自分からメールを送るときに「テキスト形式」で送るようにしていてもこのような状態になります。

3.Outlook の返信で引用符が付かない場合の対応方法

Outlook の返信で引用符が付かない場合の対応方法としては、「オプション」から設定を変更します。
「オプション」は Outlook の上部メニューから「ファイル」を選択すると下図のようにアカウント情報等が表示されるため、画面左下の「オプション」をクリックします。

「オプション」をクリック

「オプション」をクリックするとウィンドウ「Outlook のオプション」が表示されるので、左メニューより「メール」を選択します。
次に画面右の「返信/転送」の項目の「テキスト形式のメッセージの行頭に次のテキストを入れる」に > を入力して保存します。

「テキスト形式のメッセージの行頭に次のテキストを入れる」に入力

この設定により、受信したメールに返信するときに引用符が付くようになります。

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