もんじゃ焼きとは鉄板の上で小麦粉を溶いて薄く焼いたもので、昔は駄菓子として食されていたが、今では食事やお酒のつまみとして取り扱われており、一般的には店舗で注文して自分で焼くスタイルが多いため、もんじゃ焼きのおいしい作り方について紹介する。
このページの目次
1.もんじゃ焼きとは
「もんじゃ焼き」とは、小麦粉を水で溶いて味付けをし、キャベツを主体に明太子や餅など様々な具材と共に鉄板で焼いた食べ物である。
江戸時代の浅草で生まれたと言われる「もんじゃ焼き」は、月島の駄菓子屋で「ハガシ(小さいヘラ)」を使って食べる、現在に近い形に変化した。
現在では、月島に 100 店舗、浅草に 60 店舗のもんじゃ焼き店があると言われており、東京月島からお好み焼きで有名な大阪、広島の店舗で取り扱っている。
東京の月島から始まったことから「月島」の名称の店舗が多いのも特徴である。
2.もんじゃ焼きが食べられるお店
もんじゃ焼きが食べられる店舗は鉄板があるお好み焼き屋などに多い。
特にお好み焼きが有名な大阪、広島でもんじゃ焼きをメニューに取り入れられている。
広島市安佐南区にある「月島亭」もメニューにお好み焼きの他に各種具材が入ったもんじゃ焼きが用意されている。
3.もんじゃ焼きのおいしい焼き方
もんじゃ焼きのおいしい焼き方は、具材を先に軽く炒めてから出汁を後から入れることで、具材に火が通ってから出汁のとろみが焦げ付かない程度で絡み合って出来上がる。
3-1.もんじゃ焼きを注文する
まず最初にもんじゃ焼きがメニューにある店舗に入り、もんじゃ焼きを注文する。
もんじゃ焼きはキャベツと出汁の他に、明太子や餅の他、お好み焼きのように豚肉がはいったものなので種類がある。
店舗によっては店員が焼いてくれるところもあるので、自分で焼くのに自信が無ければ相談してみるとよい。
3-2.具材だけを鉄板で焼く
注文したもんじゃ焼きが手元に届くと、一般的には下図のように小さなボールに具材と出汁が一緒になっていることが多い。
鉄板が熱いことを確認したら、スプーンやヘラで出汁以外の具材を鉄板に広げて炒める。
この時、ヘラを2つ片手ずつに持って、キャベツの上から包丁で刻むようにヘラで軽く刻むと後で食べやすくなる。
3-3.具材で土手を作る
次に、キャベツから少し水蒸気が出始めた頃に1カ所に集めて、中心から外に向けてキャベツを広げて円形のドーナツのような形を作る。
後でこの中心部に出汁を入れるため、キャベツで高さがある土手にすることで出汁がこぼれないようになる。
3-4.土手の中に汁を入れる
キャベツの土手ができれば、中心に出汁を入れる。
出汁は一気に全ていれるのではなく、最初に半分ぐらいいれて少しとろみをつける。
最初に入れた出汁にとろみが軽くついたところで残りの出汁も入れる。
3-5.汁にとろみが出るまで放置する
出汁と入れ終わった後は、汁にとろみが出るまで放置する。
鉄板の熱さにもよるが、強火であれば 2 ~ 3 分程度である。
3-6.具材と汁をまぜながら、具材を細かくきざむ
出汁にとろみがつき始めたらキャベツの他、トッピングの具材と出汁をヘラで混ぜ込む。
この時、キャベツだけを焼いたときと同じように片手ずつにヘラを持って、具材を細かく上から刻みながら混ぜるとよい。
3-7.平らにならしてヘラで食べる
一通り具材と出汁が合わさったところで、全体を平らにならして完了となる。
焦げ目をつけたり、パリパリした食感にしたい場合は、あまり厚みがないように薄めにならすとよい。
焼き終わった後は「ハガシ(小さいヘラ)」を使って食べる。
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